和製コルドバが追いかける、赤き血のイレブン達。

浦和レッズと読了書籍についてマイペースに綴ってまいります。

新加入選手紹介:「次世代を担うドリブラー」汰木康也選手

新加入選手紹介、今回は汰木康也選手です。

 

これまでは、日本代表選出歴があり、Jリーグでの実績も申し分のない選手達を紹介してきました。

今回紹介する汰木選手は、そういったこれまでの選手達とは、若干異なる目的で獲得された選手である事を、先に申し上げておきましょう。

 

◾️プロフィール

f:id:zeniya47:20190219154219p:image

 

横浜F・マリノスの下部組織から、トップチーム昇格は逃したものの、大学へは進学せずにモンテディオ山形へ入団しました。

 

トップチーム昇格はならずとも、大学進学ではなく、J2とは言えプロという選択肢をしたこと、中々覚悟のいる決断だったんじゃないでしょうか。

 

一般的に申し上げれば、大学体育会サッカー部は、高確率で出場機会を継続的に確保できます。

例えば関東大学サッカーリーグでは、リーグ戦が公式戦の最高峰として存在しています。

選手はそこを目指して戦うわけですが、勿論誰しもがそこで出場できるわけではありません。

 

ですがそれ以外にも、Iリーグですとか、Jr.リーグですとか、所謂準公式戦リーグがありますので、大学サッカーリーグ戦に出られなくても、そちらで出場機会を確保できるというわけです。

 

汰木選手の場合、横浜F・マリノスというブランドのあるチームの下部組織出身ですから、大学で出場機会を確保しながら力を磨き、卒業時にトップチームに出戻る、という青写真も描けたと思います。

 

しかし、それをせずに、あえて他チームに入団し、退路を断ってプロの世界へ飛び込んだところが、強い気持ちの持ち主かと思わせるところです。

 

◾️ポジション

f:id:zeniya47:20190219162958p:image

 

今更ですが、このデータは先発出場時のデータで、途中出場時のデータは除かれていますが...攻撃的なポジションでの起用が多いようです。

また、いくつか彼の動画を拝見したり、噂を聞いたりする限りでは、サイドプレーヤーである様です。

 

となると、現システムでの浦和でのポジションはウイングバックとなるわけですが、後述するプレースタイルから推察するに、このポジションであると出場は困難かもしれません。

ですので、彼が出場するのであればトップ下、もしくはオリヴェイラ監督がフォーメーションを変更する可能性があれば、左サイドハーフあたりが適正ポジションになるのでしょう。

 

元々、オリヴェイラ監督は4-4-2のスタイルを好むと言われています。

昨年度の就任以降、現メンバーに適した3-5-2を継続していますが、シーズンが切り替わり、新たな補強があった今シーズンは、フォーメーションを使い分けながらシーズンを戦う可能性も捨てきれません。

 

その場合は、汰木選手の1番得意なポジションでのプレーが観られることになるのでしょう。

 

◾️特徴

f:id:zeniya47:20190220140137p:image

 

はい、ご覧のとおり、典型的なドリブラーでございます笑

ドリブルチャンス力がMAXということで、ドリブルを仕掛け、チャンスメイクしていくプレイヤーということですね。

 

その反面、守備力には不安が残ります。

ここが、ウイングバックでの出場は困難と考察する理由です。

 

ウイングバックは攻守に関与が求められるため、攻撃的なプレーは結構なのですが、守備面で穴となる可能性が高いと言えます。

 

と言うのも、3バックの場合、仮に相手にブチ抜かれると後ろにサイドバックはいません。

センターバックがカバーに入るとしても、カバーが遅れる可能性が高いです。

 

つまりウイングバックで守備に不安がある選手を使う場合、それを補って余りある攻撃力を持つ選手でなければ、起用するメリットは薄いということです。

 

ですので彼の場合は、後ろにサイドバックがいてある程度守備の負担が軽くなる4バック採用時か、中央でのプレーが良いのではないでしょうか。

 

◾️チャンスビルディングポイント

f:id:zeniya47:20190220223500p:image

 

プレースタイル同様、ドリブルのポイントが高いですね。

また、サイドプレーヤーであり、突破からのクロスもチャンスメイクとなっているからでしょう、クロスポイントもまあまあの数値です。

 

あとは注文をつけるとすれば...攻撃、シュートのところでしょう。

数値を見る限り、ドリブルは上手いけどシュートはうーん、という選手の典型例ですよね。

 

まぁそこが改善されていれば、これまでJ2にはいなかったわけですが笑

ですので、これは日々の練習や彼自身の努力で克服していただく他ありません。

 

◾️最後に

彼に期待している人はかなり多いと思います。

整った顔立ち、長身、ドリブラー、24番と、浦和レッズサポーターとしては、かつての永井雄一郎選手(現FIFTY CLUB)や、原口元気選手(現ハノーファー)、関根貴大選手(現シントトロイデン)の再来を期待してしまうでしょう。

 

また年齢も23歳と若いです。

これまで考察してきたことからもうお分かりかと思いますが、汰木選手は即戦力として補強されたと言うよりかは、若く才能のある選手を獲得することで、世代交代を図るという点に重点が置かれていると思われます。

 

浦和は選手層が厚く、とかく高卒、大卒選手に敬遠されがち(だと思ってます)なチームです。

それ故、高卒選手ではユースからの昇格以外の獲得は殆どなく、大卒選手も限られています。

ですので、平均年齢が上がりがちで、世代交代の面では不安な部分が多いと思います。

 

その点、彼が成長し、今後の活躍が見込めれば、戦力アップと世代交代の促進という2つのモノを手に入れることができるのです!

 

そのドリブルでピッチを切り裂き、ゴールで私達を熱狂させてください。

汰木選手、期待しています!

 

次回は未定ですが、他チームへレンタル中の選手の考察をしようと思っています。

お楽しみに。

 

データ引用元:Football LAB