最近ちょっと書籍読破ペースが落ちてきています。
原因は先日の資格試験合格による燃えつきか、年度の変わり目による季節的なものか…。
ただ、人生の目標を忘れずに、モチベーションを高く保って日々を過ごしていかなければならないと思う今日この頃です。
自戒を込めて、書いてみました。
さて、本日は久方ぶりの書籍レビューとなります。
■人生はアウトプットの質で決まる
さて、前書きにもある様に、最近の書籍読破ペースが落ちている原因として、最近読んでいる本の内容・結論が同じところに行きついているのが挙げられるのではないのかと思っております。
つまり、「自分の本当にやりたいことは何なのか」「自分の最優先すべきことを考えて目標を立てましょう」といった具合ですね。
確かにその通りなのですが、大体の本の結論がそこに行きついているような気がして、ちょっと食傷気味なのかというところでしょうか。
この「おとなの小論文教室」においても、一定の割合においては、その類のものも書いてあります。
小論文教室というタイトルだけあって、文章および論文等の文法ですとかそういったものが書いてるのかと思いきや、そのような要素は実際はほとんどなかったように思います。
印象に残ったのは、学生の就活の話です。
学生は、よく「何かを表現する仕事に就きたい」と言います。
その「何かを表現する」ということは、つまり「アウトプット」ということですよね。
だけれども、学生までの内にそのアウトプットの機会は非常に少ないですし、学生自身もアウトプットを避けているということです。
ゼミですとか授業を履修する際に、できる限り出席や試験だけで単位が取れるものを優先します。
確かに、学生の頃はアウトプットを積極的に行おう!
なんて考えるわけないですしね。
ですが、社会人になってからは、アウトプットができなければ仕事になりませんし、そもそも就職試験の面接ですとかグループディスカッションでいきなりアウトプットの場が訪れるわけです。
これまでアウトプットの場数を踏んでいなかった中で、今後の人生を左右するアウトプット試験に臨むというのは、今考えるとものすごいリスクのあることですよね。
だから、アウトプットの質を上げるために、OBに模擬面接をしていただいたり、とにかく企業性はさておき、面接を数多くこなして、場数を踏むんですよね。
当初、アウトプットなんて言葉を発するのは1年に1回もなかったと思いますが、知らず知らずのうちに、アウトプットの練習をしていたんですね。
現在の考え方としては、人生はアウトプットの質で決まるものであると考えておりますし、そのための行動を日々行っているつもりです。
ですので、子供達がもう少し成長したら、アウトプットを意識することを教えながら生活したいと思います…単身赴任になるまでは笑