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【書籍レビュー】「自動車に疎い私には合わず」マツダ 心を燃やす逆転の経営

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こちらは広島にもっと詳しくなろう、と考えて読んだ一冊。

 

広島と言えば、まずこの企業を思い浮かべるであろう人も多いと思う、自動車メーカーのマツダ。

 

今でこそマツダは日本を代表する自動車メーカーであるが、一昔前は苦境に陥っていた時期もあり、それからどのように脱却し、今の地位を築いたのか。

 

それをマツダ元会長の金井氏と、著者の山中氏のインタビュー形式で解き明かしていくというもの。

 

さて、Twitterにも短く感想を述べているところではあるが、正直あまり面白くなくて、途中で読むのをやめてしまった。

 

先に述べておくと、私は自動車に興味がない。

 

メーカーと車種が結びつかないし、車種を言われてもその外見は思い浮かばない。

 

そんな前提で書籍を読み始めたのだが…何だか金井氏と山中氏が自動車のことで盛り上がるのはいいが、私のような自動車にあまり詳しくない読者はちょっと置いて行かれていく感覚を覚える。

 

所々にお二方が話している車種の写真が載っていて、今はこの車のことを話しているんだ、というのはある程度わかるようになっているが。

 

それ以上に専門用語が出てきて、その言葉の意味が分からないまま読み進めて、何だかモヤモヤしたまま読書をしている気分になっていた。

 

だから、1/3程度まで読んだところでやめてしまった。

 

まぁ、身にならないと考えたらそのまま読んでいても自己投資にはならないし、時間の無駄なので。

 

得られたこととしては、マツダの歴史が少々わかったことか。

 

以前のマツダは、「この世初めて登場する自動車」を生み出すことにこだわりすぎて、業績が赤字になるまで悪化。

 

それによりフォードに経営権を握られたが、業務改革「モノ造り改革」を推進したことで、経営がV字回復。

 

2008年に発生したリーマンショックを契機とし、2015年にはフォードが全マツダ株を手放し、経営権を奪い返す。

 

近年はトヨタと資本業務提携で合意するなど、躍進が続いている。

 

上記を知れただけだが、広島には多少詳しくなれたと前向きに捉えよう。