大変ご無沙汰しております。
9月8日に行われた資格試験に向けた勉強の進みが悪く、そちらに気を回していたので、ブログの更新を怠っていた。
あとはレッズの調子が悪すぎて試合レビューを書けないという事情もあるんだけど…。
ちなみに資格試験は、今年度2つ目の受験。
先日受けたファシリティマネジャーは無事合格。
今回受けたFP技能検定3級も、自己採点の結果、合格の見込。
次は少々間を開けて、2020年2月に乙種消防設備士の4類と7類を同時受験予定。
本当は11月に第3種冷凍機械責任者を受験するはずだったが、受験申請期限を確認していなかったせいで、申請期限を超過するという初歩的すぎる凡ミスをしてしまった。
元々考えてはいたけど、こういうことも起こり得るから、来年度からは受験数を控えよう。
と、近況報告兼言い訳が長くなったが、今回は新入社員から勧められた書籍シリーズのその2。
秒速5センチメートル。
筆者は新海誠氏。
最近、「君の名は。」という映画でよく見かけた名前だ。
観てはいないんだけどね。
映画監督もやっているし、小説家でもあるということみたい。
多彩な方だこと。
さて内容は、いわゆる甘酸っぱい青春物ともいえるかと。
基本的には一人の少年(最終的には青年)を中心に、彼の少年時代の初恋から、青年となってからの大人の恋愛までが描かれている。
こちらも3章に分かれており、1章は主人公の少年時代を主人公の視点で、2章は主人公の高校時代を彼のクラスメイトの視点で、3章は主人公の社会人生活を主人公の視点で展開される。
個人的には2章が好きかな。
主人公は1章で出てきた初恋の相手を忘れることができず、2章の登場人物のクラスメイトから想いを寄せられているものの、その想いには応えずに高校を卒業することとなる。
3章で当時のことを振り返っているけれど、「当時の自分にはそうするしかなかった」、つまり、どうすればよいのかわからなかった、と述懐している。
確かに2章では告白しようとしてきたクラスメイトに対して、直接言ってはいないものの、態度でそれを制している。
だけど、本人からすればそうする以外に選択肢はなかった。
つまり、まだ未熟だったということになるのかな。
主人公の心は初恋の相手にずっと向けられたままで、そこから進んでいないから、成長していないのではないか。
だから、他人から好意を向けられたとしても、それに対する術を知らないし、知る必要もないと思っていたから、対応の仕方がわからなかったのでは。
個人的にはわかる気がする。
当時の自分にはそれが最善の選択だったと思うから、そうしたということなだけで。
そんな出来事が、自分の未熟さを明確にしてくれるわけだから、そこから成長もするし。
主人公は3章でも初恋の相手のことを想っていたけどね笑