和製コルドバが追いかける、赤き血のイレブン達。

浦和レッズと読了書籍についてマイペースに綴ってまいります。

【書籍レビュー】「覚悟を決められるかどうか」カラフル

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今回は妻から紹介された小説のレビュー。

 

「カラフル」という小説。

 

生前の罪により輪廻のサイクルから外れた主人公の魂が、天使業界の抽選のチャンスに当選、再挑戦のチャンスを得る。

 

そして自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出すというもの。

 

このあらすじを読んだときに「はて?」と思ったわけだが…。

 

物語を3/4程度読み進めたところで確信。

 

かなーり昔に読んだことある笑

 

 多分読んだ当初は小学生くらいだったのかなという曖昧な記憶。

 

当時の自分には少々過激(という程のものでもないけど)な表現があったからそこに関しては何となく記憶があったかな。

 

この小説は設定が面白いと思う。

 

上述のあらすじにもあるように、一度は死んだ身ではあるものの、天使業界というところからいわば、人生の再チャレンジの機会を与えられる。

 

夢があって良いよね。

 

人生は一度きりだからいいものだとは思うけど、こういった風にやり直しのチャンスが与えられるというのは、誰しもが考えたことはあるんじゃないかな。

 

個人的にこの小説において学んだことというのは、物語ラストに書かれていること。

 

主人公がホームステイした先は、他の誰でもない自殺を図った自分自身だったことを思い出し、再挑戦に成功したとき。

 

主人公は、それまでの自分の行いは、どうせホームステイが終わるまでの仮住まいであるからと、最終的には自分の好きなように考えて動いていた。

 

それが終了し、本格的に真として人生を再スタートさせると言われたとき、主人公は自信がないというそぶりだった。

 

けれどそこで案内人の天使、「プラプラ」は言った。

 

「このホームステイが延長されると考えれば良いのだ」と。

 

要は、ホームステイの時のように、自分の思う通り覚悟を決めて生きていけば良いのだということ。

 

前に何かで読んだ本にも、「自分という人間を演じる」という風に書いてあった。

 

覚悟を決めて、自分という人間を精一杯演じて生きていければ、それは熱意がこもった人生ということになるから、きっと充実したものになるのだろう。

 

小説も悪くないね。

 

月1冊は小説にすると息抜きになる。