昨日レオナルド選手の考察記事を書き、本日読破した書籍レビューをあげて、今年のブログ記事はオシマイの予定だった。
だが本日、タイトルのとおり、大分トリニータへ期限付き移籍していた伊藤涼太郎選手の復帰が発表された。
ご存知のとおり(?)伊藤選手には並々ならぬ期待を寄せている私なので、これはブログを書かずにはいられないと思い、急遽この記事を執筆している次第。
なお並々ならぬ期待はシーズン当初に挙げた記事をご参照。
↓記事はコチラ↓
前書きで頭を冷やしたところで、伊藤選手の今シーズンを冷静に振り返るけど、大分では試合に絡めなかったというのが実態としてある。
オナイウ選手も在籍していたことから、大分の試合メンバーは逐一チェックしていた。
開幕戦、いきなりスタメンに抜擢された伊藤選手を確認して、「これは大分で大活躍して浦和に復帰か!?」と息巻いていたのを覚えている。
だがその後、徐々に出場機会が減り始め、最終的にはルヴァンカップや天皇杯で出番がある程度で、リーグ戦は殆ど出場機会を得られず。
今シーズン通しては、リーグ戦僅か159分の出場(スタメン2試合・途中出場2試合)にとどまってしまい、リーグ戦ではゴールおよびアシストの記録もなし。
ちなみに、浦和の選手で今シーズンの出場時間が伊藤選手と近いのは、荻原選手(216分)・岩武選手(207分)あたり。
出場時間だけで判断すると、大分へのレンタル移籍は伊藤選手にとって成功とはいえないものである。
通常であれば、伊藤選手はレンタル期間満了で浦和への復帰はなかったかもしれない。
だが今回はこれまでと決定的に事情が異なっている。
それは、今シーズンの浦和の成績すこぶる悪かったことから、レンタル移籍中の選手に関して、クラブが主導権を握って動かせなくなっているということにある。
現に、先般記事をあげたように、オナイウ選手は横浜F・マリノスへ完全移籍してしまっている。
もしも浦和の成績が良く、来シーズン浦和でプレーすることが選手にとってメリットがある!と思わせられていれば、このような事態は発生しなかったはずである。
伊藤選手に関しても、仮に浦和の方が順位が上であったとしたら、「大分で出場機会を得られない様では、浦和で戦力とは数えられない」と判断されていた可能性が高い。
だから今回に関しては、前々から期待していることもあり非常に嬉しい気持ちがありつつも、浦和の低迷により実現した復帰という側面もあるため、諸手を挙げて喜べないというのが正直なところ。
ただ決まったことは決まったこととして個人的には大歓迎なので、彼のプレーで埼スタが沸くことを是非とも期待したい。
ちなみに、過去の考察記事からFootball LABのデータも更新されているため、そちらで今一度振り返ってみると。
あくまで昨シーズンJ2にいた時のデータがベースだけど、だいぶ極端な能力値笑
良い点を見れば、ドリブル能力とロングシュート能力が高いから、個人で点を取ったり、チャンスメイクしたりする能力があるということ。
J2の時は結構遠目からのシュート狙ってたし、ブレ球も蹴ってたからね。
浦和でもファブリシオ選手ばりにバンバン狙ってほしい。
パス能力も高いから、レオナルド選手や興梠選手とセットで使ったら良い結果が出るんじゃないかと期待しちゃう。
今シーズンのプレーでいえば、天皇杯の広島戦が良いのかな(というかそれ位しか見つからなかったんだけど…笑)。
序盤にワンツーで中央突破して惜しいシュートを放っているし、相手をフェイントでいなしてからのゴールもあり。
あと勝手に背番号は46と予想。
水戸・大分でも46着用してたし、その番号にしていた理由だった森脇選手が退団したから、それを引き継ぐんじゃないかな。
伊藤選手が復帰となると、ユニフォームを買うか悩んでしまう。
3rdの黒がかっこよかったしなぁ。
なにはともあれ、来シーズンの楽しみが1つ、できたかな。
データ引用元:Football LAB