退団2人目。
2020シーズンはJ3の鹿児島ユナイテッドFCに期限付き移籍していた、井澤春輝選手がギラヴァンツ北九州へ完全移籍することが発表された。
井澤選手は、浦和レッズユース出身の21歳。
ユース出身だが、浦和レッズジュニアユースから昇格したのではなく、中学年代は熊本県のJFAアカデミー熊本宇城およびソレッソ熊本に所属。
よくわからないけど、途中でチームを移籍したということなのかな。
そこでの活躍が恐らくスカウトの目に留まり、高校年代では浦和レッズユースに加入することになったという流れかと推測。
世代別代表にも一時期選出されていたからね。
そんな彼は恐らく、ポテンシャルは抜群なのだと思う。
理由1つ目、様々なポジションをこなせる。
私自身は浦和レッズユースも適宜チェックするので、選手のこともそれなりに調べているつもりだが、井澤選手はDFからFWまでこなしている。
元々はMF、ボランチが主戦場だったはずだが、ユースではトップ下やFWをやっていたし、いつだったか出場した試合ではDFをやっていたし。
どこのポジションでもこなせるというのは、井澤選手の強みだし、いいポテンシャルを秘めているということに他ならない。
だから、当初所属した徳島ヴォルティスの2シーズン、そして直近所属した鹿児島ユナイテッドの1シーズン合計でリーグ戦は4試合の出場にとどまったにも関わらず、2021シーズンはJ2のギラヴァンツ北九州への個人昇格となったということが、彼のポテンシャルの高さを裏付ける理由の2つ目だ。
ただかつての山田直輝選手と同様に、怪我に泣かされていたね。
ルーキーイヤーの徳島時代には全治4カ月の大怪我を負っている。
鹿児島ユナイテッドFCでも1カ月以上の離脱をしている模様。
体質と言えばそれまでなんだけど、本人は悔しいだろうな。
トップチームでレッズのエンブレムを背負えなかったことは非常に残念だけれども、必要とされた北九州では今度こそ出場機会を掴み、いつか浦和にオファーを受けるような選手になってほしいもの。
まだまだ可能性は無限大の21歳。
井澤選手に幸あれ。