補強第4弾。
栃木SCより、明本考浩選手が完全移籍加入。
明本選手は、栃木県出身の22歳。
今月末に誕生日を迎えるのでもうすぐ23歳だね。
経歴から言えば、「Mr.栃木SC」になるべくして、昨年同チームに加入したという感じ。
小学生年代から、栃木SCの下部組織に所属し、そのまま栃木SCジュニアユース、ユースへと昇格。
トップチームには昇格できず(せず?)、国士舘大学に進学。
国士舘大学時代には、全日本大学選抜に選出されるほどの逸材であった模様だけど、自称・大学サッカー識者の私は把握していなかった…笑
そして大学卒業後は、小学生時代から所属した、栃木SCのトップチームに帰還。
大卒1年目ながら、背番号8というレギュラー番号を与えられるという待遇であり、まさしくMr.栃木SCとしてチームを牽引してほしいというクラブの期待が見て取れる。
明本選手自身もその期待に応え、ルーキーながら40試合に出場し7得点という成績を残している。
なので今回レッズは、栃木SCの将来を担うであろう有望選手をぶっこ抜いたことになるのだ。
そして明本選手も、そんな愛するクラブをプロになって1年で離れる決断をしたわけだから、並々ならぬ決意をもってシーズンに臨むことだろう。
さて、明本選手についての考察に移る。
まずはポジション。
彼のポジションには諸説あり、ボランチだとか2列目だとかFWだとかあるけれど、2020シーズンの栃木SCでの起用ポジションに倣えば、FWでの出場が最も多かったみたい。
レッズは興梠選手が今シーズン開幕戦には間に合わない見込みなので、場合によっては最前線での起用もあり得る。
もちろん、レオナルド選手や杉本選手が黙っていないだろうけど。
続いてプレースタイル指標およびチャンスビルディングポイント。
まず目を引くのは、セットプレーシュートとヘディングシュートの数値が高い。
セットプレーからヘディングでゴールに迫る回数が多かったということかな。
公式では身長170㎝しかないから、相当に跳躍力とポジショニングが優れているのかもね。
それ以外の指標もバランスが取れている。
そしチャンスビルディングポイントの攻撃に関する指標が軒並み高い!
パスレシーブ4位、シュート6位、ドリブル12位。
識者曰く何でもできるハードワーカーということだったが、的を射ている。
初のJ1挑戦で過度な期待はかけてはいけないが、リカルド監督の元、ブレイク候補になるかもね。
【参考動画】
明本考浩はなんでも高いレベルでこなすスーパーハードワーカー【栃木番記者に聞く】
データ引用元:Football LAB