補強第6弾(ラスト)。
西大伍選手がヴィッセル神戸より完全移籍加入。
西選手は北海道出身。
コンサドーレ札幌の下部組織から札幌に昇格後、アルビレックス新潟を経て鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸と所属。
新潟のイメージ全然なかったなぁ。
しかし、西選手は今オフの補強の目玉と言って間違いないだろう。
西選手の主戦場である右サイドバック、昨シーズンは主に橋岡選手が担当。
時たまデン選手、岩武選手、柴戸選手が務めていた。
この中で右サイドバックを本職としているのは岩武選手だけ。
そして岩武選手は今シーズンから横浜FCへ移籍。
橋岡選手、デン選手はセンターバック、柴戸選手はボランチが本職。
その中でも橋岡選手は182㎝の身長でありながらアップダウンができるアスリート能力を持ち合わせており、西川選手のキックターゲットにもなっていて、センターバックが本職とは言えない活躍だったと思っている。
ただ攻撃面で多くの期待をするのは酷。
クロス精度は昨シーズン中でも、相当改善の兆しが見えていたけどね。
なので、右サイドバックは適任と呼べる選手が不在で、最大の補強ポイントであったと言える。
ただそれが西選手とは!(いい意味です)
今回の新加入選手の中で実績面は群を抜いている。
日本代表選出経験あり、ベストイレブン、優秀選手賞、最優秀ゴール賞まで受賞しており、イメージの強い鹿島時代にはリーグタイトルを含め、数々のタイトルを獲得。
↓最優秀ゴールはコチラ
前所属の神戸でも天皇杯やゼロックススーパーカップを獲得しており、一通りのタイトルを総なめしている。
その分、年齢は今年で34歳とベテランの領域であるが、それを補って余りある能力を持つ選手。
まずはクロスチャンス力が高い。
これは昨シーズン、レッズでアシスト数トップだった山中選手と同等の数値。
クロスのチャンスビルディングポイントもリーグ全体で16位。
西選手と山中選手を両サイドバックに起用すれば、精度の高いクロスが両方から放り込めるぞ。
守備は知らん笑
これまでも安定した成績を残している。
サイドバックのポジションでこのアシスト数は一流じゃない?
西選手に関しては、興梠選手と同様、相手チームにいるときはこれ以上なくイヤらしいと感じる選手だけど、加入するとなるとそんな感情はどこへやらとなるのは不思議。
イヤらしいと感じるほど、実力があるということを私たちも自覚しているからなんだろうね。
西選手の補強をもって、恐らく今シーズンオフの補強は終了。
しっかりと各ポイントに有望な選手を獲得できたし、若い選手も多いので、補強には満足しているし、強化部の方々がとても尽力されたのだと敬意を表する。
リカルド監督パワーかもしれないけど笑
ただ西選手が加わったとはいえ、右サイドバックに手薄感はある。
2022シーズン加入予定の宮本選手を流通経済大学から時々呼ぶのかな。
データ引用元:Football LAB