シーズンオフに入ってから、長らく入退団について考察したが、恐らくこれがラスト。
池高暢希選手がJ3の福島ユナイテッドFCへ育成型期限付き移籍となった。
池高選手は大城選手と同期、従って今シーズンでプロ3年目となる。
ルーキーイヤーは、天皇杯HondaFC戦で出番があるも、インパクトは残せず、試合も敗戦。
その後は試合出場がなく、昨シーズンはカターレ富山へ期限付き移籍。
富山ではある程度出場機会を掴んでおり、21試合に出場。
スタメン8試合、途中出場が13試合のため、出場時間は913分。
ゴール・アシスト数が0なのが少々寂しいところ。
ただ、中々一足飛びに大活躍、というのは難しいので、昨シーズンはプロサッカーのプレースピード、フィジカルに慣れさせるという期間と考えれば悪くない。
上記の通りカターレではそこそこ出場機会を得ていたが、目に見える結果は残せていなかったため、期限付き移籍期間を延長するものかと思ったが、福島ユナイテッドFCへと移籍に。
福島ユナイテッドFCの昨シーズンのフォーメーションで最も多かったのは3-4-2-1だが、今シーズンから監督が変わるので、池高選手が起用されるであろうサイドが何枚になるのかは見通しが立たない。
ただ、富山では右SBからSHまで起用されていた。
サイドの枚数がいくつであろうと、フレキシブルに対応できそうなところは大きな強みだ。
大城選手はまずは出場機会を掴むことが大切であったが、池高選手は富山である程度出場機会を得ていたため、次のステップとして数字を残せるか。
大城選手は守備の選手であるため、ゴールやアシストという目に見える個人スコアを伸ばすことは難しいが、池高選手はその部分にこだわってプレーしてほしい。
目標として、○ゴール○アシストと、数字を設定して目指すことで、逆算してやるべきことがスケジュール立てでき、彼の成長に繋がると思うので。
また、池高選手の主戦場である右サイドは、レッズでは西選手や田中選手といった即戦力となり得る選手を補強している。
レッズへ帰還し、その中に割って入るためにも、福島で数字を残すことが必要だ。