ここ最近は、特に大卒選手について、選手が最終学年に至る前に内定を出すことが多いと感じる今日この頃。
先日、流通経済大学に所属する安居海渡選手が2022シーズンより加入することが内定した旨、公式より発表された。
自称大学サッカー事情に詳しい私だけど、安居選手はこれまであんまり注目していなかった(宮本選手の時も同じ事言ってましたが…笑)。
というわけで、彼自身についてより知るためにリサーチ。
結果、以下のことが判明。
①ポジションは主にMF(ボランチ)。
②浦和学院高校→流通経済大学という経歴。
③部員数200人超を誇る流通経済大学において、関東大学1部リーグで大学1年時からトップチーム出場機会あり。大学2年時には完全に主力に定着。
⑤身長174㎝と決して大柄ではないが、球際に強くボール奪取力に優れる。
って感じかな。
しかし、ここにきて急激にボランチの若年化が進んでいる。
現状のメンバーでは、阿部選手こそ39歳の大ベテランだが、それ以外では伊藤(敦)選手22歳、金子選手22歳、柴戸選手25歳。
ここに安居選手が加わり、更に同期入団予定の宮本選手もボランチがこなせるため、平均年齢が急激に低下した。
ただ、阿部選手は流石に長く現役を続けるには難しい年齢だし、逆に伊藤(敦)選手や金子選手は、活躍次第では海外移籍もあり得る年齢。
だから若手選手がドンドン加入することは、今後のチーム編成を考えると大歓迎。
また、継続するかは不明だけど、レッズはエリートリーグに参戦するみたいだし、試合出場が叶わなかった場合でも、試合出場の機会を確保できる見込。
内定に繋がった背景が、レッズのそういった取り組みも評価されてのことであれば、尚良いね。
出身校は②のとおり。
埼玉のサッカー事情に精通しているわけではないけれど、私の中で埼玉県の強豪高校といえば、まずここ最近は全国でも安定して一定の成績を残している昌平高校。
それ以外では、武南高校・西武台高校・正智深谷高校・市立浦和高校あたりがよく聞くところかな?
なので正直、浦和学院高校はサッカー強豪校という印象はなく、どちらかといえば野球強豪校のイメージ。
ただ地元が浦和ということが決め手にもなったのかな。
高校時代は特段目立った成績はなく、世代別代表の経験もなし。
そこから大学は、かのトンデモ部員数で有名な流通経済大学へ進学。
ここでは1年次から出場機会を得て、2年次から完全に主力に定着。
チームは昨シーズン2部での戦いとなったが、その活躍から、先般のデンソーチャレンジカップ(各地域選抜対抗戦)では、恐らく最も優秀な選手が選抜されたであろう関東選抜Aに選出され、優勝に貢献。
同大会のベストイレブンにも選出されていた。
そしてそんな彼のプレーについては、あくまで記事と公式のコメントから察するに、身長は174㎝と小柄だが、ボール奪取力が高い、ということが彼の特長である模様。
また、奪った後のパス精度も高いということで、先日の横浜FC戦での金子選手のように、優れたボール奪取から攻撃の起点ともなれる、ということになるのかな。
最近の試合映像として、デンソーチャレンジカップ決勝がYouTubeにアップされているので、よろしければ彼のプレーぶりをば。
私も観ておこうっと。