ここ2試合は試合内容が芳しくないながらも、試合は引き分けに持ち込むことができ(広島戦は勝ち試合を落としたとも言えるが…)、それぞれ勝点を1ずつ獲得。
今のところ、残留争いに巻き込まれる心配はあまりしなくて良いと思え、より上位を狙える欲が出てくる位置にいる。
となれば、そのためにはチーム力の向上が不可欠。
リカルド監督の指導や、既存の選手達の成長に期待するのが第一なことは勿論だが、余っている外国籍枠の選手を獲得するのもひとつ。
ということで、レッズの強化部は、先日加入してリーグ戦5試合5得点のユンカー選手に味を占めたか、同じくデンマーク人のショルツ選手の獲得を発表。
ショルツ選手はデンマーク出身の28歳。
プロデビュー以降、デンマーク国内でプレーしていたユンカー選手とは異なり、アイスランド・ベルギーなどでのプレー経験あり。
聞くところによると、直近のFCミッティランが所属しているデンマークリーグも、サッカートップリーグのヨーロッパへのステップアップリーグみたいだけど、その中でもベルギーはオランダと並ぶステップアップのトップ。
そのベルギーでも、9シーズン在籍し、合計119試合に出場。
また、昨シーズンはデンマークリーグのMVPを受賞するなど、昨シーズンノルウェーリーグで得点王を獲得したユンカー選手に並ぶ、いやそれ以上の実績あり。
昨シーズンはチャンピオンズリーグにも主力として出場し、リヴァプールFC(イングランド)からPKとは言えゴールを奪い、またアタランタBC(イタリア)からもセットプレーからゴールを奪っている。
リヴァプールFC戦のゴールも含むプレー動画はこちら。
得点力が高いとの触れ込みだが、セットプレーからのヘディングというよりかは、PKキッカーを任せられていたことに起因しているようだ。
逆に言えば、それだけメンタルが強靭であり、かつキックに自信もあるということ。
動画で確認できるように、最終ラインからの持ち運びや、パスでの展開打開にも期待がかかる。
ここ2試合は、相手の守備網にかかってピンチを招くことが多かったから、それを打破する活躍もあるかもね。
身長は鈴木選手の190㎝に次ぐ189㎝。
レッズのフィールドプレーヤーでは最長身となる。
小柄な選手が多いJリーグにおいては、その身長は脅威となるはず。
ただ、スピードに一抹の不安があるらしいので…全盛期の坪井選手と組ませたい笑
これで外国籍選手は3人に。
まだ枠は余っているけど、しっかりと現有戦力とのバランスを見て、検討を進めてほしいところだね。