前回、三毛猫ホームズシリーズ第1作目、「三毛猫ホームズの推理」を読破。
↓前作記事はこちら↓
本家ホームズよりも読みやすかったことから、シリーズ化している第2作目も購入して読み始めたところ、またまた読みやすさから、あっという間に読破。
やっぱり何と言っても、主人公の片山義太郎の好青年(ヘタレ?)っぷりがイイ。
相変わらず女性恐怖症はそのままだから、美女を相手にしてもドギマギしてしまう様が、何とも情けなくて愛おしい笑
それでいて、妹の晴美の恋愛事情はしっかりと管理したがっていて、今回初登場の石津刑事が晴美にアタックするのを、所々で釘を刺しているという。
ただこういうところが、読者としては親近感が湧く要因になっていると思う。
最終的に、今回いい雰囲気となった竹森幸子に関しても、実は同性しか愛せなく、かつ以前は殺人を犯した過去もあるという、曰くつきの女性であった…。
前作も、恋仲となった女性が真犯人であり、探偵ものの主人公(コナン・金田一等)よろしく、死神のような境遇になって可哀想…笑
ただ、彼を取り巻く人物である、妹の晴美、石津刑事、三毛猫ホームズ、叔母の光枝の掛け合いが何とも面白いので、所々でクスリとさせられる。
個人的には、ミステリーものだから、推理も面白いんだけど、彼らの掛け合いが面白くて読んでいるということが大きいかもね。
それにしても、もの凄い勢いで読んでしまったから、3作目の購入が追いつかなかった。
メルカリで買ったけど、早く届け届け。