本当にどうしてしまったんだレッズの強化部は。
いや、勿論いい意味での言葉で。
本日、柏レイソルから江坂選手が完全移籍にて加入されることが発表された。
これでこの夏における獲得選手は、酒井選手・ショルツ選手に続き3人目。
酒井選手やショルツ選手は海外での実績が十分あるし、江坂選手もJリーグでの実績があり、日本代表選出歴もある。
いわゆる即戦力と言える選手を、この時期に3人も獲得するとは…。
恐れ入りました。
前置きが長くなったが、江坂選手の考察を。
江坂選手は兵庫県出身の29歳。
神戸弘陵学園高校から、大学はかの「流通経済大学」。
レッズサポーターの方ならもうお気づき、ここ最近の大卒選手獲得先として非常に名前が挙がることが多い同大学。
今シーズン加入の伊藤 敦樹選手もさることながら、来シーズンの加入が内定している宮本選手と安居選手も、何を隠そう、同大学の選手である。
↓宮本選手と安居選手の記事はコチラ↓
更にさらに、レッズには同大学のOB選手が多数。
塩田選手・宇賀神選手・武藤選手がそれにあたる。
このまま彼らが来シーズンも在籍していると仮定すると、レッズには同大学の出身者が7名ということに!
昨日、オフィシャルのTwitterに江坂選手が練習参加している動画がアップされていたが、武藤選手の言葉にあったように、「流大派閥」が出来上がりつつある笑
流通経済大学時代では、1年生の時は試合に絡めていないっぽい。
ちなみに彼が1年生の時の4年生には山村選手(川崎)や比嘉氏(元横浜FMなど)。
2年生からはちょくちょく出場機会を得ているようだが、これといった目立った実績はなかった模様。
3年生時には7試合出場、2得点0アシスト。
4年生時には17試合出場、4得点3アシスト。
恐らく当時は、複数チームが競合するような選手には見えていなかったはず。
しかし、加入したJ2のザスパクサツ群馬で42試合13得点を記録すると、そこからJ1大宮アルディージャにステップアップ。
そこから、大宮で2シーズン、柏で3シーズン半在籍した中で、J1では146試合35得点、J2では80試合24得点の成績。
今年にはカタールW杯のアジア予選を戦う日本代表にも選出され、国内での有数の実力者に。
そんな選手がレッズにやってくるとは、期待するなというのが無理な話。
そんな彼のプレースタイル指標はコチラ。
プレースタイル指標が近い選手に関根選手が入っていたので、折角なので比較。
…なんだか単純比較すると、関根選手の上位互換になってしまうが、あんまりそういうイメージなかったけどドリブルでのチャンスメイクが得意なのね。
それ以外の攻撃性能も高水準にまとまっており、レッズの攻撃活性化に貢献してくれそう。
個人のリーグサマリーでも24位。
何故か岩波選手が上にいる…笑
シュート部位・クロス部位も利き足の右よりも逆足の左が多いという、小泉選手みたいな選手だね。
また相手にとっては、やりにくい相手が増えたということだ笑
総括すると、彼の攻撃性能はレッズの攻撃陣に迫力と厚みをもたらすことは間違いなさそうだ。
リカルド監督が、彼を同チームに組み入れて、彼とチームを活かしていくのか、また楽しみが増えた。
最後にプレー動画を置いていくのでご参考までに。