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【試合レビュー】「3試合連続のクリーンシートがよき」リーグ戦第21節*ベガルタ仙台戦(△0-0)

■雑感 

[試合ハイライト]


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[スタメン・サブ]

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スタメン・サブ:ベガルタ仙台戦


メンバーは上記。

 

デン選手が右CBでスタメン。

 

岩波選手は先日の3連戦でスタメンだったためか、もしくは4日後の天皇杯、SC相模原戦を見据えてか、ベンチスタート。

 

また前節でいい動きを見せていた汰木選手がスタメンに。

 

ユンカー選手との相性がよさそうなだけに、今節も得点に絡む動きを見せてほしいところ。

 

札幌からのオファーが報じられた興梠選手はベンチスタートとなった。

 

さて試合。

 

まずは立ち上がり、右サイドの西選手から中央でフリーとなったユンカー選手にピンポイントクロス。

 

しかしドンピシャヘッドは相手GKの正面に飛んでしまった。

 

続いてユンカー選手のラストパスに汰木選手が走り込むシーンがあったが、これも相手GK正面。

 

折り返したらユンカー選手にもシュートチャンスになりそうなシーン。

 

しっかりとそういうポジショニングを常に確保しているのはさすが。

 

続いてもレッズのシュートチャンス。

 

左サイドでボールを回してから右サイドに展開。

 

田中選手のクロスにユンカー選手のヘッドも、これは力なく相手GKキャッチ。

 

この流れの内に前半で先制しておきたい。

 

前半飲水タイムでレッズのボール支配率は67%。

 

仙台に攻撃の形は作らせていないことから、安定した試合運びと言える。

 

前半はそのままスコアレス。

 

試合内容は悪くないが、前節の福岡戦と比較するとイマイチかな。

 

小泉選手にいい場所でボールが入らないので、前節ほどパス回しがスムーズではない。

 

後半、修正力に定評のあるリカルド監督が、また的確なアドバイスを送るか。

 

後半開始早々、高い位置でボールを奪って、小泉選手・ユンカー選手の波状攻撃。

 

しかしこれも相手GKのスウォビク選手が立ちはだかる。

 

しかしその後にピンチを招く。

 

左サイドからピンチを招くと、加藤選手に至近距離からシュートを浴びる。

 

しかしここは西川選手が触ったことにより、ポストに救われる。

 

その後のシュートも西川選手ががっちりキャッチ。

 

まだまだ鈴木選手にポジションは譲らないという、さすがのプレーぶり。

 

このシーンで失点していたら、試合は支配しているのに、ワンチャンスをものにされていたことになるから、超ファインプレーだ。

 

仙台は、怪我で退いた西村選手に代わって出場したカルドーゾ選手が少々厄介。

 

フィジカルがあるため、前線に起点を作られてしまうのがイヤな感じだ。

 

しかし、レッズも選手交代で再びチームを活性化。

 

札幌からの獲得オファーが報じられた興梠選手を投入すると、さすがのキープ力と、抜群の裏抜けで再びレッズペース。

 

しかし、仙台も集中した守備を切らさないため、シュートチャンスを創出できない。

 

こちらも途中出場の関根選手から、興梠選手へパスが渡るシーンもあったが、これも相手GK正面に飛んでしまう。

 

最終盤には山中選手も投入して、クロスからの攻撃体勢を強めるが、ゴールは割れずにスコアレスドローという結果に。

 

前半からペースを握っていただけに、前半の決定機が決まっていれば…という試合展開になってしまったのが悔やまれる。

 

ただそんな中でも、相手に得点を与えず、3試合連続のクリーンシートで勝点1をしっかりと持ち帰れたことをプラスに考えよう。

 

続きはFootball LABデータ更新後にまた。

 

【2021年7月6日更新】

◼️データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

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チャンスビルディングポイント:チーム

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スタッツ


攻撃に関するポイントは今シーズンの平均を大幅に上回ったが…ゴールという結果だけが遠かった…。

 

ただ、ポゼッションをしながら相手の守備の穴を見つけ、攻撃を仕掛けるスタイルは着実に進化している。

 

ボール支配率は6割超となり、チャンス構築率も高い。

 

ユンカー選手は今節ゴールならなかったが、前節の福岡戦は小泉選手・明本選手、その前の柏戦は宇賀神選手・柴戸選手がゴールしている。

 

どこからでも点が取れるチームへの階段を着実に上っている。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

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チャンスビルディングポイント:攻撃・パス・守備

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チャンスビルディングポイント:ドリブル

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チャンスビルディングポイント:シュート

 

今節は槙野選手祭りでした笑

 

ま、後ろで回す時間もそれなりに長かったしね。

 

ポイントには表れていないが、汰木選手のドリブルが前節に続きキレていた。

 

汰木選手は相手を剥がす緩急の取り方が上手い。

 

個人的には右サイドに大久保選手を置いて、両サイドからカットインさせたい。

 

ユンカー選手は、柏戦の決定機逸、福岡戦のPK失敗からちょっと焦っているような気がしないでもないけど、相変わらずシュートチャンスにことごとく絡む。

 

日本の夏はこれからが本番だから、中々適応は難しいかもしれないけど、チームメートが助けてあげてほしい。

 

■最後に

3連勝はならなかったが、無失点のおかげで勝点1は拾えた格好。

 

次節の大分戦は勝利し、すっきりと中断期間に入ってほしい。

 

と、その前に明日は天皇杯のSC相模原戦。

 

仙台戦からメンバーの入れ替えも多少はあるだろう。

 

カテゴリーは違えど、油断せずに勝利を!

 

データ引用元:Football LAB