シーズンも折り返しとなり、中断期間を前に選手の入れ替えも活発になっている。
酒井選手・ショルツ選手・江坂選手の加入とは反対に、藤原選手・ファブリシオ選手・マウリシオ選手がチームから離れることとなった。
そして本日、伊藤(涼)選手が水戸ホーリーホックへ育成型期限付き移籍することが発表された。
正直、彼には思い入れが強いので、熱の入った記事になるかも…。
彼の経歴等は、既に過去記事で触れているので、そちらをご覧いただきたい。
↓過去記事はコチラ↓
なんで彼に思い入れが強いのかと考えると、思い当たる理由は3つ。
①高卒・大卒の生え抜きを応援したがる傾向にあること
②山田暢久氏がスカウトして入団した唯一の選手であること
③全国高校サッカー選手権でのゴラッソ・ルーキーイヤー開幕ベンチ入りで期待値高め
まず①について。
これは完全な私の嗜好。
今シーズンは大久保選手のユニを買ったし、過去には近藤氏(当時25番:東福岡高校から加入)・高橋選手(現柏レイソル…当時33番:浦和レッズユースから昇格)・阪野選手(現松本山雅FC…当時19番:明治大学から加入)などなど。
伊藤(涼)選手も加入シーズンの26番のユニ買ったしね。
続いて②。
山田暢久氏は、レッズサポーターならば言わずもがな、レッズ一筋20年、Jリーグ通算540試合出場の鉄人そしてバンディエラ。
その飄々とした性格や、本気を出せば世界でも通用しそうなのに、常に手抜きでプレーしていそうなところや、J2の苦しい時期、初のJリーグやACL制覇など、レッズの浮沈を知る選手として、今もなおレッズサポーターから愛されている同氏。
そんな山田氏がレッズのスカウトをしていた時期、入団したのが伊藤(涼)選手なのである。
ただ、山田氏はクラブと何かしらの問題で、スカウトを長く務めることなくクラブを去ってしまうことになり、在任期間中に入団した高卒ルーキーは伊藤(涼)選手だけ。
元々、高卒ルーキーには敬遠されるクラブだったこと、また前述のとおり、レッズサポーターが愛してやまない山田氏が連れてきたこともあり、伊藤(涼)選手にかける期待は、私の中ではかなりのものとなっているのは否めない。
ただ勿論、話題先行の選手という訳ではないと思っている。
③はそんな彼のポテンシャルの高さを示している。
彼が2年生時の高校サッカー選手権でのゴラッソは、初めて観たとき衝撃を受けた。
過去記事にも貼ったと思うけど、改めて。
山田氏のコメントもあるし笑
↓高校時代のスーパープレー↓
また、入団した2016シーズン開幕戦の柏レイソル戦、高卒ルーキーながらベンチ入りを果たしている。
これらにより、私の伊藤(涼)選手に対する期待値は上がりに上がりまくったという経緯がある。
ただ、やはりプロの世界は厳しい。
レッズでは出場機会を得られず、1回目にレンタル移籍した水戸で結果を残したものの、その後レンタルされた大分、そして復帰後のレッズでも満足に出場機会は得られず。
正直、昨シーズン出場機会がなくても、彼の特長を活かせるサッカーではないから、と自分自身で思っていた。
しかし、今シーズンはリカルド監督になって、パスをしっかりと回して点を取るサッカーになった。
また、世代交代も着々と進みつつあり、伊藤(涼)選手と同世代の選手達が出場機会を得てチーム状況も上向く中、彼の出場機会は相変わらず限られ、ここ最近はメンバー入りすらできていなかった。
だから今回の移籍に関しては、私自身納得だし、伊藤(涼)選手自身の成長のためにも必要なこと。
だけど誰かに期待するのは勝手だし、伊藤(涼)選手にかけた期待はそう簡単には諦められないので、彼にはこれからも期待し続けるだろうし、水戸の試合も追いかけると思う笑
コメントを確認しても、活躍してまたレッズに戻ってくるつもりのようだし(レンタルだけど実質片道のようなケースもあるからね…)、水戸でこれから大活躍・大爆発・大躍進して、またレッズに戻ってくることを期待してる!