これほどまでに中断期間で加入・退団で多くの移動があったのは記憶にない。
先般、水戸より平野選手の移籍加入が発表され、これにて中断期間の補強は終了と思われたが、昨日またしても公式より加入の報が。
ノルウェーのスターベクIFというチームから、木下康介選手が完全移籍にて加入することが発表された。
彼が育成年代のころは、相当の逸材ということで界隈を賑わせており、育成年代にもそこそこ精通している自負のある私としては、あの木下選手か!と直ぐに思い浮かんだ。
が、ぶっちゃけ「木下選手?はて?」という方々が殆どであると思うし、私も彼のプレーについては全く詳しくないため、ここでリサーチしつつ、予習になればと思っている。
木下選手は、東京都出身の26歳。
身長190㎝・体重85㎏と恵まれた体躯が目を引く。
育成年代は横浜FCユースに所属しており、この頃は世代別代表への選出実績もあり。
通常はここからトップチームに昇格し、そこで活躍して海外移籍というルートが一般的だが、先述した体躯や、育成年代では群を抜く素材だったからか、Jリーグを経由せずに、直接海外移籍という経歴に。
そこからドイツ・スウェーデン・ベルギー・ノルウェーを渡り歩き、今回レッズへの移籍となった。
当初移籍先となっていたSCフライブルク(ドイツ)との契約前には、プレミアリーグのマンチェスターシティの練習に参加し、公式オファーも貰っていたようであり、その素質は折り紙付きという評価だったようだ。
ただこれまでの成績に目を向けると、2018シーズンにスウェーデン2部で29試合13得点という成績が目に付くくらいで、それ以外のシーズンは2桁得点はなく、直近のスターベクIFでも22試合5得点と、FWとしては少々物足りない数字か。
ただレッズとしては、リカルド監督曰く「予想外だった」武藤選手(柏)と杉本選手(横浜FM)の移籍があり、FWがそもそも人数不足。
木下選手はまだ26歳ということや、恵まれた体躯とマンチェスターシティも惚れこんだ逸材ということを踏まえれば、理にかなった補強といえるだろう。
彼のプレースタイルは、調べてもイマイチ情報が不足しておりコレ!というものがなかったが、識者のブログを拝見するに、その高さも勿論一つの武器であるということだが、高い運動神経と左右両足から放たれる精度の高いシュートが特長であるということだ。
なんだか杉本選手と似ているような気がしなくもないが…笑
正直こればっかりは、試合で実際に観てみないとわからないので、逆に楽しみが増えたとも言えるかな。
チームの練習には既に合流しているみたいだしね。
最後に数少ないプレー動画を。
これを見て感じたこと。
やっぱりユンカー選手の福岡戦でのPK失敗は、軸足が滑ったことによるミスだよなぁ。