■雑感
[試合ハイライト]
[スタメン・サブ]
先日、骨折に伴い手術を行ったとリリースのあったユンカー選手がまさかのスタメン。
9月に入るまではメンバー入りすらないと思っていた。
そして、ショルツ選手が満を持してスタメンで出陣。
守備に加えて、攻撃面で違いを出せると噂のCB、違いを見せられるか。
ところがどっこい、風下という事情もあれど前半の試合内容は壊滅的。
相手のプレスに対して、ビルドアップでミスを連発⇒ピンチの連続の悪循環。
西川選手のスーパーセーブ2連発で失点こそ免れたものの、徳島の支配率が75%を記録するなど、大分戦を再現している様なストレスの溜まる展開に。
あんまりにもボールが回ってこない展開に業を煮やしたか、ショルツ選手のロングパスで抜け出したユンカー選手が左サイドのライン際から強引にシュートを狙うシーンも。
それでもしっかり枠を捉えていたから凄いけど。
平野選手が所々ワンタッチで前に繋げるシーンが可能性は感じるが、それ以降がどうにも続かない。
これは小泉選手が復帰するまではどうしようもないのか…。
何とか失点ゼロで凌いだものの、体感スコアは0-3くらいの前半。
後半は試合開始から田中選手に代えて江坂選手を投入。
江坂選手はユンカー選手の近くでプレーさせる、かと思いきや、後半開始直後はかなり低い位置、平野選手や柴戸選手と同じ、ボランチに近いところでプレー。
これで主導権を取り戻せるか。
後半10分頃には両チームにチャンス。
レッズは明本選手のクロスにユンカー選手が頭で合わせたが、相手GKの正面。
徳島はカウンターから垣田選手がシュートも、これはポストに弾かれる。
が、一瞬のスキをついてレッズが先制する!
左サイドを江坂選手・汰木選手のイケメンコンビで突破。
中央に折り返すと、関根選手が合わせて先制点!
これまで全体的に押される試合展開の中、ワンチャンスで先制できたのは大きい。
先制後、平野選手⇒伊藤選手、ショルツ選手⇒槙野選手へ交代。
ショルツ選手はコンディションを上げながらというリカルド監督のコメントもあったため、元々予定されていた交代の可能性も。
解説の方が話していたように、先制後に再び相手に押し込まれたくなかったが、その後はチャンスの創出には至らず、相手の攻撃を防ぎ続ける展開。
最後は5バック気味のフォーメーション、そして途中出場の宇賀神選手が相手陣内のボールホルダーにひたすらプレスをかけ続け笑、逃げ切り成功。
リーグ戦では2連勝、公式戦3連勝を飾った。
内容が良くないながらも、少ないチャンスをモノにし、耐え忍んでの勝利。
絶賛連戦中のため、次も中3日で広島との試合が待つ。
前回対戦ではアディショナルタイムに追いつかれたため悔しさが残る試合。
是非ともリベンジを期待!
続きはFootball LABデータ更新後にまた。
【2021年8月23日更新】
◼️データ考察
[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]
もっと数値として圧倒されたかと思ったけど、前半がやられすぎただけで、後半はボールこそ支配されていたものの、あんまりやられてはいなかったのかな。
シュート数も2本差しかないし。
ただ前節もそうだったけど、どうにも相手のプレスにはことごとく引っ掛かり、こちらのプレスはことごとく交わされるのが腑に落ちない。
特に守備時に関して、いつも中盤でフリーの相手選手がおり、そこにパスを出されて突破&ピンチになっている印象。
この悪循環を何とかしてほしいところ。
小泉選手が復帰すれば改善されるとは思うけど、小泉選手がいないときでも主導権を握れるようなサッカーができればいいんだけど。
[チャンスビルディングポイント:個人]
ドリブルポイント、特段レッズの選手のポイントが高いわけではないけれど、大久保選手は試合終盤の出場でレッズの選手ではトップ。
大久保選手は右サイドで使ってほしい願望がずっとある。
元々、右サイドからカットインしてのシュートやパス、もしくは縦に突破してのクロスが彼のストロングポイント。
彼のドリブルは確実に相手の脅威になっているし、今だったら本職のサイドで出場すればよりチームの攻撃活性化に貢献できるはず。
左サイドでクロスだけ担わせるのは勿体ない様な…。
■最後に
順位こそ7位だが、3位との勝点差は3。
ただ順位にしては得失点差が寂しいので、目標の3位以内に入るためには、とにかく勝点で他チームを上回る必要があるか。
次の広島戦は2日後。
またスタメン発表から楽しみだ。
データ引用元:Football LAB