◼️試合ハイライト
◼️データ考察
[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]
試合内容ではそこまで大差がなかったように思うけど、チャンスビルディングポイントで比較すると、やはり川崎が一枚上手か。
この試合に限らず、これまでの試合の平均値を比較しても、川崎の攻撃に関する指標の高さに驚かされる。
また、この試合では中盤で中々レッズがボールを落ち着かせられなかったのを象徴するように、奪取ポイントは川崎が大幅に上回った。
これまでの試合では、柴戸選手・平野選手のボランチコンビを筆頭に、中盤での主導権争いで優位に立てていることが多かったから、川崎戦ではどうしても後手に回ってしまうことに関してもどかしさを感じた。
それが、川崎が優勝したことにも繋がっているのかもしれない。
あとは最近、セットプレーでの得点が少ないのが気にかかる。
リカルド監督のコメントにもあったように、練習はしているようだけど、得点数が圧倒的に多い川崎・横浜FMは良いとして、それ以外のチームでも明らかにレッズはセットプレーからの得点割合が少ない。
川崎戦はそもそもCKがゼロだったけど、逆に川崎にはCKからの流れで決められている。
ここも来シーズンに向けての改善ポイント。
ショルツ選手(189㎝)・岩波選手(186㎝)・酒井選手(182㎝)といった上背のある選手や、江坂選手といったヘディングに強い選手もいるわけだからね。
[チャンスビルディングポイント:個人]
レッズにフォーカスすると、この試合はレッズの選手がミドルシュートを積極的に撃っていたことが印象的だったこともあり、上位をレッズが独占。
平野選手は枠内へのシュートを何本か飛ばしており、レッズでの初ゴールにも期待がかかる。
伊藤選手は平野選手・柴戸選手とはまた違う特長があり、得点力という意味では前者の2名よりも上。
ここ最近は彼らの好調ぶりに出場機会も減少気味だったが、再び競争に割って入れるか。
そして何と言っても、守備面では信頼と安定のショルツ選手。
ミスが少なく、対人守備も安定。
また、ドリブルで持ち運べるうえに、縦パスも上手い。
レッズに長くいてください笑
■ベストイレブン
守備的ベストイレブンにショルツ選手が選出。
攻撃的イレブンへの選出はなし。
今節は鹿島・神戸・FC東京と、大差をつけたチームが結構いたからね。
次節は同勝点で並ぶ鹿島戦。
とにかく勝って、神戸・名古屋についていくしかない!
データ引用元:Football LAB