新加入選手考察第1弾。
同じJ1リーグから、かつレッズよりも順位では上のチームからの移籍ということで、中々意外な新加入選手。
鹿島アントラーズより、犬飼智也選手の完全移籍加入が発表された。
犬飼選手は静岡県出身の28歳。
プロ入り前は清水エスパルスの下部組織に所属し、そのままトップチームに昇格することでプロ入り。
清水では中々出場機会を得られなかったことから、松本へ期限付き移籍。
その後は松本での活躍から清水へ帰還、清水での3シーズンを経てから、鹿島へ完全移籍。
鹿島では今シーズンをもって4シーズンを過ごしたことになったが、この度レッズへの加入が決まった。
そんな犬飼選手だが、ポジションはCB。
CBということで、今回レッズを退団して神戸に加入した槙野選手と比較するとどうなの?と感じたため、例のごとくFootball LABさんのデータを使って比較してみた。
結果として、槙野選手と遜色ない能力を秘めていることが分かった。
まずスペックから似まくっている。
身長・体重が全く一緒。
そして誕生日も1日違い笑
出場実績もほぼ同等。
犬飼選手のほうがゴールが多いが、警告・退場も多いことが気になる。
一方、今シーズン槙野選手は警告ゼロだったことに驚き。
そこそこイエローカード貰うイメージあったから。
でもって、プレースタイルの比較。
こちらも大きな差異はない。
犬飼選手で目を引くのは、自陣空中戦が18と非常に高い。
この数値はJ1では3位タイ。
トップ数値は19の荒木選手(広島)と三浦選手(G大阪)。
それに次ぐ数値であり、自陣空中戦で無双できる、リーグ屈指のヘディンガーであることが言える。
一方、ビルドアップは槙野選手の方が優っているものの、「ビルドアップ力の高さ=現実でビルドアップが上手い」とは思っていない。
恐らく、近い選手とのパス交換でもポイントが稼げるためだと思うが、正直槙野選手がビルドアップ得意というイメージはないし笑
結果として、各数値を比較した感想としては、槙野選手とほぼ同等かそれ以上。
ただ、年齢は犬飼選手が6歳下となるため、若返りを図れたと言える。
順当にいけば、今シーズンのレギュラーCBだった岩波選手・ショルツ選手との競争となる。
犬飼選手は2018年に鹿島でACLを制覇した経験もあり、実績も申し分なし。
きっとチームの力になってくれるはずだ。
データ出典元:Football LAB