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【新加入選手考察】「浦和を背負う責任が既に備わっている」知念哲矢選手がFC琉球より完全移籍加入

www.urawa-reds.co.jp

 

新加入選手考察第4弾。

 

FC琉球より、知念哲矢選手が完全移籍にて加入することが発表された。

 

知念選手は沖縄県出身の24歳。

 

ポジションはCB、かつ希少な左利き。

 

沖縄県出身でありながら、高校時代は沖縄を離れ、長崎県のサッカー名門校、長崎総合科学大学附属高校に入学。

 

ちなみに当該高校は、今年度の全国高校サッカー選手権にも長崎県代表としての出場も決定している。

 

過去最高成績ではベスト8にも上り詰めた名門だ。

 

高卒でのプロは叶わず、大学サッカーは関西学生サッカーリーグの近畿大学に進学。

 

これまた渋い。

 

いや、関西学生サッカーリーグは、関東大学サッカーリーグに次ぐリーグなので、トップオブトップという意味ではあるのだが、「近畿大学」という響きがあまり馴染みがなかった。

 

個人的に関西学生サッカーリーグでまず思い浮かぶのは以下の大学。

 

  • 大阪体育大学:林大地選手(シントトロイデン)・田中駿汰選手(札幌)他
  • 関西学院大学:呉屋大翔選手(大分)・高尾瑠選手(G大阪)他
  • 阪南大学:脇坂泰斗選手(川崎)・重廣卓也選手(福岡)他

 

そのため、近畿大学サッカー部出身のプロサッカー選手と言われても、恥ずかしながら思い浮かばなかったのが実情だ。

 

調べてみると、最も有名な選手では、清水に在籍中の藤本憲明選手。

 

彼がここの出身だったとは…。

 

改めて、大学サッカーはより多くの選手の受け皿となっているから、日本サッカーの底上げに繋がっているよね。

 

海外にはないシステムらしいから、日本ならではの強みだ。

 

さて、近畿大学で成長した知念選手は、地元のFC琉球でプロ生活をスタート。

 

プロ入り後2シーズンでの出場成績は以下。

 

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シーズンスタッツ:知念 哲矢

 

1シーズン目はそこそこ、2シーズン目は主力とも言える出場成績に。

 

ただ、8月の試合中に骨折という重傷を負ってからはリーグ戦は欠場。

 

それまではフル出場に近い成績だったことから、ケガや出場停止を考えなければ全試合出場していたんじゃないかな。

 

知念選手のプレースタイル指標はこちら。

 

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プレースタイル指標:知念 哲矢

 

守備力13はJ2で16位タイ。

 

犬飼選手の記事であまりアテにならないと評したビルドアップ力も笑、J2では8位タイ。

 

自陣空中戦がCBにしては低いのは、上背の問題があるからかな。

 

178㎝はCBにしては相当小柄な部類に入る。

 

相手FWが長身だったり、パワープレーを仕掛けられた際は注意が必要だ。

 

まぁその時は犬飼選手と組ませればいいのかな。

 

空中戦は相当強いらしいから。

 

www.zeniya47.tokyo

 

知念選手からは加入に際し、「小さいころから好きだった浦和レッズの勝利、タイトル獲得のために全てを捧げたい」との熱いコメントが。

 

既に浦和を背負う責任を滅茶苦茶感じる。

 

【プレー動画】


www.youtube.com

 

データ出典元:Football LAB