新加入選手考察第8弾。
サポーターが興梠選手移籍の報を受けて失意にくれた12月29日の翌日、正しく寝耳に水の補強情報が公式から唐突に発表。
ダヴィド モーベルグ選手がチェコ1部のACスパルタ・プラハより、完全移籍にて加入することが内定。
呼び方はシーズンイン後、徐々にわかってくると思うが、一旦はモーベルグ選手ということで。
モーベルグ選手はスウェーデン出身の27歳、ポジションはMF。
ユンカー選手・ショルツ選手から引き続き、北欧戦士の獲得。
公式の選手特長コメントによれば、「スピードに乗ったドリブルで相手DFを翻弄する、左利きのウインガータイプのMF。アシストはもちろん、左足から繰り出される鋭いシュートやセットプレー時のフリーキックでの得点力、そしてペナルティエリア付近での高いクオリティーのプレーに期待」とのこと。
彼については以下の動画が詳しいため、まずはそちらを。
【選手紹介動画】
【プレー動画】
これらによって浮かび上がってきた、モーベルグ選手のプレーとは。
- 爆発的なスピードあり
- テクニックを活かしたドリブル能力高し
∴1+2=浅野琢磨選手(VfLボーフム(ドイツ))+クルークス選手(福岡)
冷静に考えると、相手からすればたまったもんじゃない笑
浅野選手といえば、そのスピードから相手DFの背後を陥れ、あっという間に置き去りにしてゴールを決めるプレーが象徴的。
レッズもかつてやられたような。
更に今シーズン、アビスパ福岡の右サイドで、相手をドリブルで蹂躙していたクルークス選手。
左利きのため、カットインしての左足シュートが強烈で、今シーズンの王者、川崎が唯一敗戦を喫した福岡戦で、決勝点を決めたのはクルークス選手のスーパーミドルだった。
それらを併せ持つ選手となれば、相手DFからすれば、「わかっていても止められない」選手となるのではないか。
相手がスピードがあるとわかっていても、自分にそれに追いすがれるだけのスピードがなければ止めようがない。
また動画において、カットイン一択ではなく、縦への突破や、右サイドのみならず左サイド、セットプレーキッカーも担っている。
プレーの幅が広ければ、相手は何をしてくるかわからず、対応も後手になるはず。
コロナの影響で、来日は未定となっているが、これはまた今シーズンのユンカー選手・ショルツ選手と同様、プレーを観るのが待ちきれない。
また、どうやら彼のインスタグラムのプロフィールから、来シーズンはエースナンバー「10」を背負う様子。
レッズからも非常に高い期待がかけられている様子が伺える。
既に松崎選手・松尾選手とサイドアタッカーに質の高い選手を獲得しているレッズ、モーベルグ選手の獲得により、その破壊力が限界突破中だ。