新加入選手考察第9弾。
岩尾選手が徳島ヴォルティスから期限付き移籍加入することが発表された。
岩尾選手は群馬県出身の33歳。
高校までは地元の群馬県にある、西邑楽高校に所属。
群馬県のサッカー強豪校と言えば、小泉選手の出身校である前橋育英高校が真っ先に思い浮かぶが、この高校名は聞き覚えがない…。
サッカー強豪校ではない、ということかな。
出身大学は現在、関東大学2部リーグに所属する、日本体育大学。
過去のデータをざっと調べてみると、大学2年生の時から既に主力に定着していた模様。
当時はSBでも起用されていたみたい。
そしてたまたまだけど、私も彼の活躍を対戦相手として観ていたこともあった。
ただしスタンドから…。
大学最終年度だけに目を向けると、2部リーグアシストランキング2位(7アシスト)。
専修大学が2部リーグ1位になり、1部への昇格を決定させたシーズンだから、長澤選手(名古屋)が大学ルーキー時代ってことかな。
ちなみに1部では武藤選手(柏)が14ゴールで得点ランキング2位になってた。
…調べるとキリがなく、話が脱線するのでこの辺で笑
さて、岩尾選手についての特長は以下2点。
- ケガに強い
- 展開力◎
1については、彼の経歴を読み解きながら。
最初に入団したのは湘南ベルマーレ。
その後、水戸を挟み、現在の徳島へ。
徳島では絶対的な地位を築いていたようで、在籍した6シーズンで237試合出場。
2013シーズンに所属した湘南以来のJ1挑戦となった昨シーズンも、37試合の出場と大車輪の活躍。
実力もさることながら、ケガを殆どしていないということになるので、ケガに強いもしくは、ケアをしっかりしているということ。
次に2について。
岩尾選手のプレースタイル指標は上記。
ポジションは中盤の底、ボランチであることから、パスを駆使して攻撃を組み立てる役割が得意ということになる。
パスチャンス力15はJ1リーグ12位タイ。
あのイニエスタ選手と同じ!
レッズでパスチャンス力が最高だったのは、多分小泉選手の13。
それを上回る数値ということで、ボランチからの展開力向上が望める。
これらによってレッズにもたらされる影響は…
- 展開力向上に伴う攻撃力向上
- ボランチ競争激化に伴う選手のレベルアップ
- リカルドサッカーの浸透
というところかな。
特に2について、既に平野選手・伊藤選手・柴戸選手が在籍している中、新加入の安居選手もおり、それに加えて岩尾選手である。
恐らく、多くてもスタメンに2人・ベンチに1人の合計3つの枠を5人で争うことになるため、その場合は2人がベンチ外となる。
ACLもあるとはいえ、これは熾烈だ。
そして既に、Jリーグ開幕まであと1か月少し。
レッズは未だ、新シーズンの体制やユニフォーム、背番号などは発表していない。
まだ入退団の動きはあるか、注目ですねー。
【プレー動画】
データ出典元:Football LAB