雑感
[試合前]
初戦からGK鈴木選手とCBのショルツ選手以外の全員を入れ替え。
知念選手はレッズで初スタメン。
シャルク選手は意外にもベンチからのスタート。
高卒コンビの木原選手と工藤選手はベンチ入りならず。
現状は、GL突破が決定したら、消化試合で出番が得られるかどうか、という立ち位置なんだろう。
[前半]
前節のライオン・シティ・セーラーズは左サイドを一方的に攻め立てられたが、今節は右サイドがかなり自由に。
ショルツ選手の攻め上がりにより、関根選手がフリーでボールを受けられるシーンが多数。
そこへ右SBの宮本選手も絡んで分厚い攻撃を展開。
ただ江坂選手・ユンカー選手という決定力が武器の選手達は不在のため、攻め立てながらも先制点が決まらない。
それでも、相手はボールを奪っても前に蹴るだけなので、失点の気配は前節以上に皆無。
このまま無得点で前半終了は避けたいところだったが、前半26分に関根選手と大久保選手のワンツーから関根選手がシュートし、こぼれ球を明本選手が蹴り込んで欲しかった先制点を奪取。
続く31分には、ペナルティエリア内で明本選手が倒されてPKを得ると、ショルツ選手が落ち着いて決めて2点差。
3点目は生まれなかったが、この試合内容であればセーフティリードと言っていい点差で後半へ。
[後半]
小泉選手⇒シャルク選手、ショルツ選手⇒岩波選手の交代があり、後半開始。
後半の主役はシャルク選手。
後半8分、大久保選手のクロスをファーの岩波選手が折り返すと、シャルク選手が無人のゴールに蹴り込み、レッズでの初ゴールをマーク。
また31分には、ゴールから若干遠めの位置で貰ったFKを直接狙い、これが見事にゴール。
パンチ力のあるFKは、是非ともJリーグで炸裂させてほしい。
アディショナルタイムには、この試合ボランチでゲームをコントロールしていた安居選手が、流経大同期の宮本選手のアシストからゴールを陥れて5-0。
完勝で開幕2連勝を飾った。
[試合後]
シャルク選手は後半のみの出場ながら2ゴール、あわよくばハットトリックも狙えるチャンスもあり、しっかりとアピールに成功。
安居選手はゴールという目に見える結果を残したほか、前評判の高かったフィジカルモンスターぶりを披露。
現状のボランチでは3番手に入るのではなかろうか。
途中出場の松尾選手は、トップ下での出場だったが、ワンタッチで味方に繋げるパスも上手いことを確認。
正直、サイドアタッカーの中では群を抜いて怖い存在だと思う。
次節はこのグループでは最も警戒しなければならない韓国勢の大邱FC。
今節出場機会のなかった選手達は、疲労なく戦えるはず。
グループリーグ勝ち抜けと、勝グセをつけるために、是非とも次戦も勝利を。
データ置き場
[試合ハイライト]