和製コルドバが追いかける、赤き血のイレブン達。

浦和レッズと読了書籍についてマイペースに。

【試合レビュー】【DAZN観戦】「久しぶりの勝利の味は格別」リーグ戦第17節*名古屋グランパス戦(○3-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:名古屋グランパス戦


中断期間を経て、再開の一戦。

 

大久保選手が右サイドで初先発。

 

ベンチにモーベルグ選手・シャルク選手を残し、途中からでも攻撃にアクセントを加えられる。

 

松尾選手・小泉選手・平野選手らはベンチ外となった。

 

[前半]

序盤に左サイドをマテウス選手に抜けだされ、クロスを中央で合わせられたシーンは危険だったが、西川選手が腕一本で防いで失点は免れる。

 

その後はいつも通りレッズがボールを支配。

 

名古屋のパス回しに対しても、前線から積極的なプレスをかけて、自由にさせない。

 

今シーズンはことごとく、前半に得点を奪えず、後半になってもそのままリズムを変えられずに無得点となって引分か、ポロっと失点して敗戦かのどちらかだった。

 

だが今節は前半に待望の得点が。

 

21分、CKのチャンスを得ると、岩尾選手のボールにショルツ選手が頭で合わせて先制点。

 

中断前の試合では、セットプレーを得ても全くと言っていいほどチャンスを活かせなかった。

 

中断期間中に集中的に練習をした効果、なのかもしれない。

 

そして23分には瞬く間に追加点。

 

またもやCK、岩尾選手のボールを明本選手がニアでフリックすると、ファーでフリーになったのは伊藤選手。

 

ゴール至近距離から押し込み、点差を2点に広げた。

 

ずっと未勝利が続いていたため、1点差は普段以上に安心ができないと思っていたので、これは大きい。

 

更に畳みかけるレッズは36分、関根選手が伊藤選手とのワンツーパスで名古屋のディフェンスラインを突破。

 

相手GKの股を抜くシュートを沈めて3点目!

 

セットプレーからだけでなく、流れの中からの得点も生まれて、理想的な前半に。

 

名古屋に流れを全く渡さず、3点リードで後半へ。

 

[後半]

開始直後にペナルティエリア内に突入した大畑選手が倒されたように見えたが、これはノーファールの判定。

 

以降はセーフティリードを守りながら、時計の針を進める展開に。

 

前半にかなり前線からプレスをかけた影響からか、明らかにプレスの強度が落ち、名古屋にボールを持たれる時間帯が長くなったが、マテウス選手の個人技以外はそこまで驚異的とは言えず。

 

レッズも途中出場の松崎選手のシュートがポストを叩き、こぼれ球に詰めたモーベルグ選手のシュートも相手GKに防がれてしまって追加点はならずも、3点差の完勝と言える内容で、10試合ぶりの勝利をあげた。

 

[試合後]

元々は現地観戦を予定していたが、諸事情によりDAZN観戦に変更。

 

行きたかった…笑

 

ただ、久しぶりの勝利はやっぱり格別。

 

まだまだ降格圏に近い現状は変わらないが、中断明けで内容を伴った結果が残せたのは、選手達の自信も深まるだろうし、プレーも迷いがなくなるだろう。

 

得点・アシストという結果は残せなかったが、今節は大久保選手が特にキレキレ。

 

ダブルタッチや緩急を駆使したドリブル突破で、右サイドからの攻撃を牽引した。

 

次節は天皇杯を挟んで、最下位と調子が上がらない神戸。

 

前回対戦時には明本選手の退場もあり、引分に持ち込まれてしまった。

 

この流れを継続し、連勝なるか。

 

【2022年6月26日更新】

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ

まさに完勝。

 

チャンスビルディングポイントでは、クロスのみ上回られたが、それ以外は全て名古屋を上回った。

 

後半は名古屋にボールを保持され、守勢に回る時間もあったことが、守備ポイントの加算に繋がったという側面はあるかもしれないが。

 

ただその後半にしても、名古屋に決定的なチャンスを創出されたわけではない。

 

ゴール期待値・チャンス構築率の数字がそれを物語っている。

 

本当に久しぶりに、内容・結果が伴った試合を観られた印象だ。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:パス

チャンスビルディングポイント:ドリブル


レッズはこの試合、特に右サイドは完全に支配していた。

 

右SBでスタメンの宮本選手は、酒井選手の様な高さや推進力、馬渡選手の様な鋭いクロスがあるわけではないが、愚直にアップダウンできることが強み。

 

パスポイントではトップとなった他、Football LABのデータにないのが残念だが、スプリント数では両チーム通じてトップだった。

 

酒井選手もそろそろ負傷が癒えて復帰してくる頃合い。

 

それぞれに特長があり、誰を起用するか、リカルド監督も悩みそう。

 

そして、対面の相馬選手を何度もドリブルでぶち抜いた大久保選手。

 

ドリブルポイントこそマテウス選手に譲ったが、インパクトという点では、マテウス選手に負けず劣らず。

 

個人で相手を無力化選手がいれば、そのままゴールに持ち込めるし、他の選手がフリーになる可能性も高くなる。

 

是非、この試合を足掛かりに、継続的な活躍を。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2022シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2022シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

攻撃的ベストイレブン


攻撃的ベストイレブンに西川選手とショルツ選手が選出されたが、もっと入っていてもいいだろー!とか思ったり。

 

データ引用元:Football LAB