和製コルドバが追いかける、赤き血のイレブン達。

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【試合レビュー】【DAZN観戦】「内容と結果が伴った勝利!」リーグ戦第21節*FC東京戦(○3-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:FC東京戦


前節のスタメンから、明本選手⇒小泉選手、関根選手⇒大畑選手。

 

ベンチには久しぶりに馬渡選手の名前が。

 

前節のモーベルグ選手・松尾選手・大久保選手のドリブラー布陣に一定の手ごたえを得たか、ここは変えず。

 

[前半]

ガンバ戦・京都戦とビルドアップが不全となり、プレスもハマらなかったが、今節はレッズがボールを保持。

 

ボールを回しながらチャンスを伺うレッズと、カウンター狙いのFC東京という構図が鮮明に。

 

FC東京では、前線のレアンドロ選手とディエゴオリヴェイラ選手に個人技がある。

 

ディエゴオリヴェイラ選手には強靭なフィジカルを活かしたボールキープ、レアンドロ選手には抜群の推進力を活かしたドリブルがある。

 

この2名で攻撃を完結させられてしまうのは脅威。

 

それでも、レッズは松尾選手や大久保選手が絡んで、良いパス回しを見せるほか、モーベルグ選手も個人技を活かしたドリブルでゴールに迫る。

 

そして、ここ数試合は必ず得点に絡むこの男が試合を動かす。

 

前半31分、相手のパスをかっさらった松尾選手がドリブルで相手DFをぶっちぎってペナルティエリア内に侵入。

 

ゴール前にグラウンダーのパスを丁寧に通すと、逆サイドで待ち受けていたモーベルグ選手がゴール至近距離でどフリー。

 

シュートは相手GKのスウォビィク選手の守備範囲内に飛んでおりヒヤッとしたが、手をすり抜けてゴールイン。

 

幸先よく先制に成功。

 

その後もレッズは主導権を握り続け、危険なシーンは松木選手のFKくらい。

 

2点差以上ついていてもおかしくない展開だったが、1点リードで折り返し。

 

[後半]

前節の京都戦は自らのミスも絡んで、後半序盤で試合をひっくり返されてしまい、試合運びのまずさを露呈した。

 

しかし、今節はレッズが試合を完全に掌握した。

 

50分、ペナルティエリア手前から、伊藤選手が左足で地を這うミドル。

 

これがゴール右隅に決まって、レッズに大きな追加点!

 

これまでの試合であれば、追加点を取れない内に失点し、勝点1以下にとどまることが多かった。

 

後半開始早々に追加点が取れたのは◎。

 

そして、最近の試合でキレキレの動きを見せていたこの選手にも、嬉しいシーズン初ゴールが。

 

選手交代で江坂選手・明本選手・馬渡選手が出場した直後、スローインを江坂選手が受けると、右サイドの広大なスペースに大きく展開。

 

モーベルグ選手がドリブルで持ち込みつつ相手を牽制。

 

相手を目一杯引きつけたところで、裏を走る江坂選手にスルーパス。

 

江坂選手がゴール前に折り返すと、大久保選手が左足で合わせて3点目!

 

前回記事で記載の通り、得点を取る役割を期待している選手の一人でもあった、大久保選手が結果を残してくれた。

 

3点のリードは、攻撃が個人技に依存気味のFC東京相手にはセーフティリード。

 

3点差を保って完勝!

 

[試合後]

前節の京都戦は試合内容に比例しない結果だったが、今節は内容と結果が伴った試合と言えるのではないか。

 

得点を奪った3選手は勿論素晴らしかったが、3点目にモーベルグ選手へのパス出しをしておきながら、長い距離を走り、大久保選手へのアシストとなるクロスを送った江坂選手も素晴らしかった。

 

途中出場ということはあるが、あの距離を走ってアシストというのは称賛されるべき。

 

ここ最近は、あまり調子が良くないことは明白だったが、こういったことをきっかけに、ゴール・アシストを連発する江坂選手が戻ってきてほしい。

 

そして松尾選手もゴールこそないが、先制点をアシストする大仕事。

 

来節以降、彼らに得点が生まれ、報われることを心から願う。

 

 データ考察【2022年7月16日更新】

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


このスタッツも納得の完勝劇。


ゴール期待値はFC東京の3倍、シュート数も2倍の18本。

 

春先まではこれで引分だったり、ガンバ戦では退場者が出たこともあるとはいえ、よもやの敗戦を喫したり、内容は良いのに結果が…とモヤモヤすることが多数。

 

最近では京都戦でも同様の事象はあったが、それでも中断明けは名古屋戦とFC東京戦で強さを感じられる勝ち方。

 

リンセン選手もチームに合流し、チーム力の底上げは続いている。

 

これからシーズン終了まで、この調子を維持して上昇気流に乗りたい。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:クロス

チャンスビルディングポイント:ドリブル

 

クロスポイント・ドリブルポイントでトップとなった松尾選手は、中断明けにチームが好調である要因の一つであることは間違いない。

 

先制点のアシストとなるドリブル突破からのクロス、大久保選手・伊藤選手とのコンビネーション、裏に抜けるスピードもある。

 

また使われる側だけではなく、意外と(?)パスセンスもあるため、相手にとって嫌なところを狙っている。

 

大久保選手に続き、早くリーグ戦初ゴールを観たいものだ。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2022シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2022シーズン_守備


ここ最近の活躍により、松尾選手のランキングがどんどん上がってきた。

 

90分平均ではトップの数値だ。

 

[ベストイレブン]

攻撃的ベストイレブン


レッズからは大卒コンビの伊藤選手、大久保選手が選出。

 

ゴール決めたしね。

 

ただ川崎陣の攻撃チャンスビルディングポイントどうした…笑

 

データ引用元:Football LAB