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【試合レビュー】【DAZN観戦】「3連勝!ACL出場権を見据えられる位置に!」リーグ戦第23節*川崎フロンターレ戦(○3-1)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:川崎フロンターレ戦


本来は現地観戦するつもりだったけど、今節も諸事情により自宅観戦。

 

不動のCB、ショルツ選手はメンバー外となり、知念選手がリーグ戦初スタメン。

 

ユンカー選手がベンチ入りとなったが、リンセン選手は負傷の影響がメンバー外に。

 

一方の川崎は、新型コロナ陽性者多発の関係で、ベンチも含めてメンバーは16名。

 

しかもその内GKが4名であるため、実質交代可能なフィールドプレーヤーは2名という苦しい台所事情に。

 

[前半]

レッズが前半から畳みかけて一気に優位を築いた。

 

3分、江坂選手が右サイドのモーベルグ選手に展開すると、モーベルグ選手はドリブルで縦に持ち出して右足クロス。

 

これを中央で待ち構えていた伊藤選手が合わせてレッズが先制!

 

更に17分には、綺麗なビルドアップから追加点。

 

岩波選手からパスを受けた松尾選手は、右サイドの関根選手に展開するとフリーランで敵陣へ。

 

関根選手からのリターンパスを受け、切り返した際に足を滑らせてしまうが、伊藤選手が上手くフォロー。

 

伊藤選手から再びボールを受けた松尾選手が右足を振りぬいて追加点!

 

上記の通り、川崎は登録メンバーこそ少ないが、主力メンバーは全員ではないものの多くは先発していた印象。

 

故に、2点リードした前半も試合をコントロールしていたのは川崎であり、レッズはしっかり守るところは守ってカウンターを狙う構図だった。

 

ただ逆に、そんなメンバー相手でもしっかりリードを奪えたことは、チームが成長している証ともとれる。

 

それにしても、川崎は相変わらずパス回しが巧みなうえに、エースのレアンドロダミアン選手が脅威。

 

高さ・キープ力があり、常にゴールを狙う意欲も強い。

 

左サイドのマルシーニョ選手も、スピードに乗ったドリブルが厄介。

 

そして逆サイドの家長選手の攻撃性能は言わずもがな。

 

危ないシーンもあったが、西川選手の神セーブもあり、2点リードで後半へ。

 

[後半]

 

後半立ち上がりに江坂選手のスルーパスから明本選手が好機を迎えるが、これはGK正面に。

 

その後はレッズのビルドアップが不安定となり、細かいミスも多発。

 

酒井選手が負傷により馬渡選手へと交代後も、主導権を奪い返せないまま、相手の攻撃を跳ね返す時間が続く。

 

川崎は交代選手が限られているため、体力配分もしづらいはずだが、そんなことを感じさせない組織力は流石というべきか。

 

そして82分、クリアボールの処理に失敗した柴戸選手が橘田選手をペナルティエリア内で引っ張り倒してPK献上。

 

これを家長選手に決められて1点差。

 

2点差は危険なスコアというサッカーあるあるが頭をよぎる…。

 

しかし85分、関根選手の強引な突破、執念の折り返しを岩尾選手が押し込んでダメ押しゴール!

 

時間帯そしてタイミング的に、川崎の心を折るゴールとなった。

 

アディショナルタイムには、ダミアン選手のえげつないバイシクルシュートを浴びるが、西川選手の超反応で防ぎ切り、川崎に勝利!

 

[試合後]

シーズン中盤までは、攻めども攻めどもゴールが決まらない試合が続いていたが、ここ最近はそれが嘘のように複数ゴールが続いている。

 

元々、守備は安定していたため、複数得点が取れれば高確率で勝利に繋げられる素地がある。

 

知念選手は少々危ういパスミス等もあったが、攻撃陣が早めにリードを奪ってくれたこともあったか、以降は一定のパフォーマンスをみせた。

 

ユンカー選手も途中出場で得点こそなかったが、岩尾選手のゴールに繋がる起点となった。

 

そして怪我無く試合を終えられてなにより笑

 

ていうか馬渡選手スローイン上手くないか?

 

FC東京戦の3点目もそうだったけど、馬渡選手のスローインからゴールが生まれてる。

 

選手の動き出しを見つけるのが上手いのかな。

 

これでレッズは3連勝。

 

上昇気流に乗りつつあり、降格圏ではなくACL出場権を見据えられる位置に上がってきたね。

 

離脱者が復帰してくれば、優勝は難しいにせよ3位以上は非現実的ではない。

 

次のルヴァンカップは、昨年のリカルド監督の起用を踏まえると、リーグ戦とは少々異なるメンバーを組む可能性が高い。

 

これはこれで楽しみだ!

 

 データ考察【2022年8月6日更新】

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


やっぱり川崎の攻撃は脅威。

 

ベストメンバーではなかったにもかかわらず、試合を支配され、攻撃の機会も川崎の方が多かった。

 

レッズは一方で、数少ない決定機をしっかりとモノにした。

 

シーズン序盤のガンバ戦では、全く逆の展開になったことを考えると、今のチームは成長しているし、勢いもあると感じる。

 

ただ勿論それだけではなく、シュート数8に対し、枠内シュートは7。

 

シュート数こそ川崎よりも少なかったが、枠内シュート率は逆に高かったため、その分ゴールに近い位置からのシュートが多かったとも言える。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:ドリブル

チャンスビルディングポイント:シュート


ここ最近好調なレッズにおいて、無視できないのはモーベルグ選手の活躍。

 

今節においては、開始直後に右サイドでボールを貰うと、川崎の2選手に対応されながらも、右足でクロスを上げ、伊藤選手の先制点をアシスト。

 

後半にも、単騎突破からシュートを放つなど、川崎に対して脅威であり続けた。

 

モーベルグ選手と言えばカットインからの左足シュートだが、この試合では逆足クロスの精度の高さも披露。

 

1試合に1点以上は得点に絡む働きぶりで、現在はコンディション等の問題以外では、右サイドで彼以外を先発させる理由は見当たらない。

 

他の外国人選手が怪我で離脱しがちなこともあり、彼の活躍ぶりによりスポットが当たる。

 

早く全員が揃ったうえでの戦いが観たいなぁ。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


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[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント:2022シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント:2022シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

守備的ベストイレブン


守備的ベストイレブンに西川選手と岩波選手。

 

岩波選手は今節、相方のショルツ選手が不在だったが、堅実な守備で川崎攻撃陣をシャットアウト。

 

シーズン序盤は不安定な時期もあったが、最近はディフェンスリーダーと呼べる活躍ぶりで頼もしい限りだ。

 

データ引用元:Football LAB