和製コルドバが追いかける、赤き血のイレブン達。

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【試合レビュー】【現地観戦】「声援が戻った埼スタで最高の勝利」ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ*名古屋グランパス戦(○3-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:名古屋グランパス戦

 

リーグ戦で痛恨の敗戦を喫してから3日後。

 

リベンジとなるルヴァンカップ準々決勝、名古屋戦3連戦の最終戦のメンバーは上記。

 

スタメンをここ最近結果を残してきた、所謂いつメンに戻したレッズ。

 

1stレグで負傷したショルツ選手が何とスタメンに復帰。

 

そして酒井選手も右SBで元気にスタメン復帰。

 

リーグ戦で両ボランチが負傷したことに伴い、安居選手がベンチ入り。

 

そして声出し検証試合ということもあり、私も満を持して現地観戦笑

 

ただし指定席から大人しく。

 

[前半]

スタメンをここ最近では主力と言えるメンバーに戻したレッズだが、序盤は名古屋にボールを支配され気味。

 

連戦の疲れか細かいミスが多く見られ、ビルドアップが安定しない。

 

ただ名古屋にボールを持たれる時間が長いが、ショルツ選手と酒井選手が戻ってきた影響か、永井選手・マテウス選手に仕事をさせるシーンは少ない。

 

マテウス選手が積極的にゴールを狙うが、距離のある位置からのシュートであり、さほど脅威にはならず。

 

我慢比べの様な試合展開の中、レッズがワンチャンスをモノにする。

 

松尾選手のクロスに伊藤選手が頭で合わせると、絶妙なコースに飛んだシュートがネットを揺らし、この試合最初のシュートでレッズが先制。

 

更に勢いに乗るレッズは41分、右CKを岩尾選手がファーに蹴る。

 

これをフリーになった伊藤選手が左足で叩きつけるボレー!

 

美しいシュートが突き刺さり、レッズがリードを2点に広げる。

 

ここ最近は得点に絡みまくる伊藤選手。

 

この試合も前半だけで2得点と、八面六臂の活躍ぶりで優位を保って折り返し。

 

[後半]

勝ち上がりのために攻めるしかない名古屋は、後半開始から一気に4枚替えを敢行。

 

しかし、帰ってきたショルツ大明神率いるレッズディフェンスラインが名古屋の攻撃を跳ね返す。

 

ショルツ選手がいると、守備の安定度が段違い。

 

もちろんこれは、直近のリーグ戦で先発した知念選手がダメということではなく、ショルツ選手が凄すぎるという話。

 

元からわかっちゃいたけど、不在時によりその凄さがわかるというか。

 

個人的には後半左サイド、相手の攻撃を先読みしてカバーリングに入ったシーンは思わず「神カバー」って声が出てしまった。

 

その後も名古屋の攻撃を危なげなくしのいだレッズは、終了間際に江坂選手が試合を決定づける久しぶりのゴール。

 

リーグ戦の借りを返し、ルヴァンカップ準決勝進出!

 

[試合後]

試合結果もさることながら、声援のあるスタジアムはやっぱり最高だ。

 

サッカー観戦はエンターテインメントであると思っているし、声援はその中の欠かせない一要素。

 

コロナ禍となってから、その大きな要素が欠けたまま試合を行っていたことになる。

 

スタジアムには頻繁に足を運ぶ方じゃないけど、改めて声援のある、一体感のあるあの雰囲気を味わってしまうと、早く全てを解放してほしい気分になってしまう。

 

いちサポーターがこんな気持ちなのだから、選手達はさぞかし心強かったことだろう。

 

この雰囲気を知らない選手も多かっただろうからね。