昨日で2022年も仕事納めしたので、移籍情報更新再開。
今シーズン、大宮へ育成型期限付き移籍していた武田選手は、水戸に期限付き移籍先を移し、再度活躍の場を浦和以外で模索することに。
2021シーズンの途中から育成型期限付き移籍が始まり、今シーズン終了で1シーズン半を経過。
その間は琉球で15試合、大宮では31試合に出場している。
試合出場数だけを見ると、それなりに出場機会を得ているように思えるが、内訳を調べてみると。
琉球では先発12試合に途中出場3試合、出場時間909分、平均出場時間約61分。
大宮では先発15試合に途中出場16試合、出場時間1,402分、平均出場時間約45分。
琉球では概ね先発出場しながらも、途中交代でピッチを後にすることが多かったのに対し、大宮では先発に定着しきれず、途中出場が多いため、平均出場時間は試合の約半分であったことが見えてくる。
また、得点・アシストといった成績面においては、琉球で2ゴール0アシスト、大宮で0ゴール2アシスト。
試合出場時間とあわせて、物足りなさが否めない。
だからこそ、育成型期限付き移籍でもっと経験を積ませて成長を促しているとも言えるが。
2022シーズンのプレースタイル指標はこちら。
セットプレーシュートは高いものの、それ以外は特筆できるものが…。
また今のレッズには、CKでは岩尾選手や馬渡選手がキッカーとしているし、直接FKでは利き足も被ってしまっており、かつドリブル・シュートにおいても傑出しているモーベルグ選手がいる。
であると、セットプレー以外でも何かしら違いを作れないと、レッズに帰還しても出場が危ういことは目に見えているため、この選択は理にかなっている。
とは言え、大槻前監督時代には光るものも見せてくれたし、高卒ルーキーがここ最近定着した記憶がないレッズにおいて、彼にかかる期待は依然大きい。
水戸の地で、納豆の様に粘り強く、ガムシャラに頑張ってほしい。
データ出典元:Football LAB