レッズで高卒FWが成功できる日は来るかな…笑
木原選手は、AC長野パルセイロへ育成型期限付き移籍。
木原選手は、藤枝へ育成型期限付き移籍した工藤選手と同期で加入。
だが工藤選手同様に、出場機会を得られたのは、AFCチャンピオンズリーグの予選リーグ消化戦のみ。
また、同試合で工藤選手が先発出場していたのに対し、木原選手は途中出場。
よってGKを除けば、フィールドプレーヤーで最も公式戦出場時間が短かった選手となる。
また、エキシビジョンマッチであるパリ・サンジェルマンFC戦や、アイントラハト・フランクフルト戦であっても、ベンチ入りしていないことが多かった。
高卒1年目ということで身体が出来上がっていなかったり、プレースピードについていけなかったりという身体的・技術的な要因や、ライバルとなる選手がユンカー選手やリンセン選手という強力な選手であったことが要因であろう。
唯一出場したAFCチャンピオンズリーグの試合では、相手のレベルもあれど、惜しい動き出しやシュートもあった。
起用し続ければ一定の成長や結果を残せたかもしれないが、その雄姿をピッチそしてベンチでも確認できないシーズンとなってしまったのは残念だった。
監督が代わり、誰しもが横一線のスタート、木原選手に関する移籍の噂もなく、2年目もレッズで勝負するのかと思ったが…。
やはりエキシビジョンマッチですらベンチ入りできない実態がある中、外で経験を積むことが先決であろう。
長野はJ3に所属しており、2023シーズン開始時点でのFW登録選手は4名。
長野がどういったサッカーをするのか、どういったシステムで戦うのか知見がないが、仮に2トップであればスタメンに2名、ベンチにも最低は1名は登録されるだろうし、ピッチに立てるチャンスは格段に上がる。
レッズでの高卒FWでの活躍は、私の覚えている限りでは田中達也氏が最後。
以降はそもそも高卒FWの加入が少ない実情もあれど、活躍した選手はいないと認識している。
それだけ、プロの壁は厚いということであるんだけど。
J3で得点王になるくらいの活躍をして、埼スタに帰還するための足掛かり(長野には失礼な表現だけど…)にしてほしい。
レッズも、高卒選手は5年位の長いスパンで見守る心構えを期待。