レッズは既に2023シーズンのキャンプを沖縄で開始しており、1カ月後に迫ったリーグ開幕戦に備え始めている。
そんな中、レッズは5人目となる外国人選手の加入を発表。
ノルウェーのFKボーデ/グリムトから、マリウス ホイブラーテン選手を獲得。
通称がどうなるかわからないので、とりあえずこの記事ではマリウス選手としておく。
マリウス選手はノルウェー出身の27歳(もうすぐ28歳)。
これまでのキャリアは全て母国内でのクラブ間移籍であり、国外への移籍は今回が初となる。
フル代表への選出経験はないようだが、世代別代表へは恒常的に選出されていたようで、若い頃からその素養に期待されていたことが伺える。
身長は184㎝。
個人的にCBの身長は最低185㎝あると安心と考えているので、ほぼその基準となるライン。
外国人選手はさておき、日本人においてはマリウス選手以上の身長の選手はあんまりいないだろうしね。
特長としては、「左利きで、スピードもあり、長短のパスでゲームメイクもできるセンターバック。真のプロフェッショナルとして、ピッチ上での振る舞いやリーダーシップにも期待できる」とのコメント。
そのまま受け止めると何でもござれ!ということになるんだろうけども笑
一応プレー動画はこちら。
【プレー動画】
攻撃の選手であれば動画にそのプレーがそのまま表れることが多いので、特長を掴みやすい。
「シュートが上手い」「ドリブルで相手をぶち抜ける」「フィジカルが強い」とか。
ただ守備の選手だと、ただボールを跳ね返すだけのシーンの切り取りがあるだけのことが多いため、イマイチ特長を掴みにくい。
実際、ショルツ選手もプレーを90分間観ることで、ミスも少なく、全てにおいてハイレベルな選手であることを認識できたし。
だから正直、上記のプレー動画だけでは何とも言えないところではあるが、跳ね返したボールを最大限、味方に繋げようとしている意識が高い部分は好意的に捉えている。
ケースバイケースであるし、余裕のない状況では外にボールを出すだけで精一杯なこともあるけど、余裕のある場合はしっかりと味方に繋げることで、マイボールの時間が確保できる。
ずっと相手ボールだと集中力も切れるし、体力ももたないからね。
マリウス選手の加入により、CBはショルツ選手・犬飼選手・知念選手と、去就未定の岩波選手を含めれば5名。
もしかすると、ショルツ選手との外国人選手CBコンビなんて夢も膨らみますな。
ちなみに報道レベルでは、名古屋へ期限付き移籍してしまったユンカー選手とはかつて同僚であり、ユンカー選手から情報を聞いて移籍を決断したんだとか。
彼はレッズを離れてしまったけど、ご縁のある選手がレッズを選んでくれるのは嬉しいし、今後もその可能性がまた広がったということ。
最近はJリーグで実績ある選手ではなく、海外から直接選手を獲得することが多くなったけど、サポーターとしては未知の部分があってワクワク。
エンターテイメントとしても楽しいことだと思うし、今後もこの路線の継続を希望。
さて、マリウス選手は、現状キャンプへの合流は未定とのこと。
可及的速やかに来日、そして合流し、チームの力になってほしい!