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【試合レビュー】【DAZN観戦】「ボール保持率が全てではないことの証左」リーグ戦第4節*ヴィッセル神戸戦(○1-0)

 雑感 

[試合前]

スタメン・サブ:ヴィッセル神戸戦


時系列が逆になるけど、ヴィッセル神戸戦のレビューを。

 

本当はすぐにアップしたかったが、まさかのインフルエンザ罹患。

 

熱が40℃近くまで上昇し、流動食しか食べられなかったおかげ様で、体重50㎏台に突入しかけたよ。

 

レッズは前節の逆転勝利の勢いそのままに、唯一の3連勝で首位を走る神戸戦。

 

メンバーは前節のセレッソ大阪戦から変更なし。

 

[前半]

試合観戦ができたのは後半から。

 

よって先制点はリプレイで確認。

 

このゴールはとても美しかった。

 

最終ラインのマリウス選手がボールを持つと、前線の大久保選手が動き出す。

 

そこにマリウス選手がピンポイントのロングボールを供給すると、大久保選手はワンタッチで落とす。

 

ここに走り込んできた伊藤選手が左脚一閃。

 

完璧なボレーシュートをゴールに突き刺した。

 

解説の水沼氏もおっしゃっていたように、マリウス選手の精度の高いフィード、大久保選手のスペースメイクと落とし、そのスペースを見落とさなかった伊藤選手の攻め上がりと完璧なボレー。

 

綺麗すぎて何度も見返しちゃったよ。

 

[後半]

観戦することができた後半、レッズは試合をコントロールしつつも、徐々に神戸の強力攻撃陣が圧力を強めてくる。

 

特に大迫選手は脅威。

 

岩尾選手へのプレスからボールを奪取すると、積極果敢にゴールを狙うシュートを放ったほか、ポストプレーが秀逸。

 

あのショルツ選手を背負ってボールをキープし、味方選手に繋ぐことで、前向きにプレーできる選手が増えていた。

 

特に突破力に長ける汰木選手に前を向かれると厄介この上ないため、非常に脅威だった。

 

だが、レッズもマリウス選手が大迫選手を封殺。

 

184㎝とさほど大柄ではないものの、競り合いに関しては完勝していたた。

 

先制点に繋がるフィードと加え、今節のMVPと言っていいのでは。

 

攻撃面では、途中出場の荻原選手が躍動。

 

明本選手とのコンビネーションは抜群で、今年からとは思えない阿吽の呼吸を披露。

 

2人で相手守備網を切り裂き、リンセン選手にラストパスを送ったシーンは、繋がっていれば間違いなく1点もののシーンだった。

 

前節のセレッソ大阪戦でもチャンスを創出しており、しばらくは途中出場がメインになるとは思うが、流れを変えられるコンビがいることは何とも心強い。

 

さて、試合は終盤に訪れたピンチも西川選手がセーブし、今シーズン初めての完封勝利。

 

2勝2敗と勝率を5割に戻した。

 

 データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

チャンスビルディングポイント:チーム

スタッツ


後半はある程度攻め込まれたシーンはあったものの、危機的なピンチはそこまでなかったので、意外と神戸の方が数値良いなという印象。

まぁ、押し込まれている時間もあったし、サイドからのクロスを跳ね返してCK、というシーンもままあったので、そんなもんか。

 

シュート数は9だが、枠内シュートは1。

 

結果的にこのシュートが決勝点となったため良かったが、もう少し攻撃回数と決定機の創出ができればベター。

 

ボール保持率は昨シーズンと比較すると明らかに下がっているが、結果が少しづつ出始めているのが面白い。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

チャンスビルディングポイント:シュート



個人では、決勝点の伊藤選手はシュートの上手さが光る。

 

ボランチの位置からスルスルと上がっていき、シュートをしっかりと枠内に入れる力はチーム随一。

 

前線の選手、特にこれまでシュートチャンスが訪れていながらも得点が奪えていない2列目の選手達にも、ゴールという結果を期待したいところ。

 

 データ置き場

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[ベストイレブン]

守備的ベストイレブン


守備的ベストイレブンに西川選手が選出。

 

試合終了間際には至近距離からシュートを撃たれたが、しっかりと身体で防いでセービング。

 

今シーズン初の完封勝利に貢献。

 

鈴木選手も高いレベルまで成長してきているはずだが、それでもスタメンの座を譲らない西川選手はさすがの一言。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2023シーズン

 

データ引用元:Football LAB