雑感
[試合前]
2連敗のあと3連勝と波に乗るレッズ。
4連勝を目指して今節は柏のホームに乗り込む。
メンバーはほぼ変わらない面子だが、不調のモーベルグ選手に代わり、シャルク選手がリーグ戦では今シーズン初のメンバー入り。
[前半]
試合開始30秒ほどで小泉選手の左足ミドルが柏ゴールを強襲するも、これはポストに叩かれてゴールとはならず。
以降は今シーズン未勝利で下位に沈む柏に苦しめられる。
とにかくプレスが早く、中盤より前の選手は簡単に前を向かせてもらえないし、複数人の守備によりボールを奪われてしまう。
なので必然的に最終ラインでのボール回しが多くなり、ボール支配率は高くなるものの、シュートまで持ち込めるシーンはなし。
また、柏がボールを保持しているときは、中盤の高嶺選手が上手くレッズの守備プレスを回避したドリブルやパスで状況を打開してくるため厄介。
ただレッズも、ここ最近は守備陣の安定がウリ。
若干攻め込まれるシーンが多くなりつつも、決定的なピンチを招いたシーンもなし。
このまま、拮抗状態のまま前半終了かと思われた44分に試合は動く。
マリウス選手からフィードを受けた明本選手がヘッドで関根選手に繋ぐと、関根選手がドリブルで前進し中央へパス。
興梠選手がトラップからシュートフェイントを入れ、相手DFを外しシュート。
これが決まってレッズが先制。
これぞ興梠選手とも言えるような柔らかいタッチ、そしてシュート。
中々上手くいっていない時間帯が続いた中で、この先制点は大きかった。
[後半]
レッズは前半終了間際に先制したが、戦い方は大きく変更なし。
ビルドアップの際には岩尾選手が最終ラインまでポジションを落とすことで、ボール回しをスムーズにさせる工夫も。
またレッズの守備が固いのもあるが、柏の攻撃には怖さなし。
個人で言えば、フロート選手の身体の強さ、マテウスサヴィオ選手の上手さは光るものの、チームとして連動した攻撃ができているわけではないように見えた。
レッズは72分、関根選手⇒シャルク選手、小泉選手⇒安居選手へと選手交代。
そしてこの交代が見事に機能。
75分、大久保選手が伊藤選手とのパス交換で柏のプレスを突破。
そのままドリブルで前進し、興梠選手との交代で出場していたリンセン選手へスルーパス。
このパスは通らなかったが、こぼれ球がシャルク選手の足下へ。
これをダイレクトでゴールに叩き込み、待望の追加点。
更に81分、安居選手がボールを持ち上がり、裏へ抜けた大久保選手へ。
大久保選手がワンタッチで落とすと、シャルク選手がクロス。
これを明本選手が前節に引き続くアクロバットボレーでゴールに沈める。
3点のリードを得たレッズは、柏の反撃を許さず、3-0の快勝。
リーグ戦4連勝を飾った。
[試合後]
前半は上手く行かい時間が長かったが、しっかりとその時間を耐えて、ワンチャンスをものにした。
また、後半には途中出場の選手達が追加点に絡む活躍。
今、チームは非常に良い流れ。
シャルク選手は中々出番が回って来ず、忸怩たる思いを抱えていたはず。
それでも、腐らずに日々の練習を続けていたからこそ、出番を貰えたのだろうし、かつ1ゴール1アシストの大活躍。
安居選手は3点目に繋がる持ち上がりを見せた他、決まらなかったもののCKのこぼれ球を強烈ボレー。
平野選手も岩尾選手よろしく、パスコースを作り、また受けたパスを確実に繋ぐことでゲームをコントロールした。
この流れを継続し、次節の名古屋戦ではユンカー選手を完封のうえで勝利したいですな。
データ考察
[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]
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[チャンスビルディングポイント:個人]
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データ置き場
[試合ハイライト]
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[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]
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[ベストイレブン]
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[リーグ戦通算成績]
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データ引用元:Football LAB