2024明治安田J1リーグ第14節：京都サンガF.C.戦。
結果は3-0で勝利。
感想：個人
- 【MOM】安居選手：グスタフソン選手の負傷によりアンカーで先発。先制点を記録したスーパーなミドルシュートは勿論、高い強度を活かした守備にボールキープ、ドリブルによる持ち運びなど、大車輪の大活躍。
- 渡邊選手：追加点となるミドルシュートを決める。左SBではなく中盤での出場となったが、相変わらずのユーティリティ性を発揮。彼の獲得は本当に大きかったと思う。
- 大畑選手：渡邊選手に代わって左SBで先発。ビルドアップではパスだけにこだわらず、相手の重心の逆を突くドリブルでプレスを回避。このパフォーマンスが安定して披露できれば、渡邊選手は前線で起用される機会が増加するかも。
- サンタナ選手：PK失敗も、3点目となるダメ押しゴール、ポストプレーでチームを助けた。3点目の後もポスト直撃のシュートがあり、連戦ではあるがコンディションは良さそう。
感想：試合全般
- 3得点に無失点と快勝と呼べる試合。ポストやクロスバーに助けられたシーンはあったが、それ以上に得点機会が多くあり、もっと点差が開いていてもおかしくなかった。
- 前半序盤～中盤までは京都のプレスに手を焼くシーンが多かったが、安居選手の先制点が大きかった。レッズOBの坪井氏も解説で唸るほどのスピードと精度。
- 前節と前々節でビルドアップから得点に繋げられたからか、引き続き低い位置からのパス回しを敢行。一度、西川選手のミスで決定機を与えてしまった他、何度か危ないシーンもあったが、チームの成長を感じた。
- 2点目は逆に相手が前からプレスをかけていたところを、西川選手のロングパスで打開。渡邊選手のミドルシュートは安居選手と異なり、コースを狙った優しい軌道。
- 攻撃的なチームに対しては、引いて守ることが有効とされる。それに対してミドルシュートを決められるようになると、相手は前に出て来ざるを得なくなる。そうすれば、今度はスペースができるようになる。いい傾向。
データ置き場・考察
[試合ハイライト]
[チャンスビルディングポイント：チーム内ランキング]
- グスタフソン選手の欠場により、渡邊選手がトップに。ちなみに、渡邊選手はリーグ全体でも攻撃のチャンスビルディングポイントで9位。
[2024シーズン通算成績]
- サンタナ選手は公式戦8点目。これから上位陣との試合が控えていることを考えると、状態が上向きなのは心強い限り。
- 石原選手がシーズン3枚目のイエローカードを貰ってしまったため、累積警告による欠場にリーチ。ただ、そんな中でも酒井選手がこのタイミングで復帰してきたのはこれまた心強い。キャプテンとしてリーグ優勝に向けて期するものは強いはずなので、巻き返しにも期待。
データ出典元
- Football LAB https://www.football-lab.jp/
- Soccor D.B. https://soccer-db.net/
