期限付移籍からの復帰情報第2弾。
横浜FCから髙橋選手が復帰することが決定。
基本情報
- 選手名:髙橋 利樹(タカハシ トシキ)
- 生年月日:1998年1月20日
- 年齢:26歳
- 出身地:埼玉県
- ポジション:FW(CF)
経歴・出場成績
2024シーズン1試合あたり平均出場時間:約67分
通算1試合当たり平均出場時間:約69分
シーズンあたり平均先発出場試合数:約24試合
※いずれもリーグ戦のみ
経歴・加入時の考察については過去記事参照。
↓過去記事はコチラ↓
プレースタイル・特徴
熊本時代にJ2で14得点と言う実績を引っ提げて2023シーズンにレッズへ加入。
前スコルジャ政権においては、FWの頭数の少なさ等の事情も相まってそれなりに出場機会を得ていた。
時によりサイドでの起用もあったが…。
基本的にはCFとしてゴールを奪うこと、が特長であるが、PKも含めJ1で12ゴールを奪ったサンタナ選手との比較ではどうしても見劣りする。
サンタナ選手より優れているポイントとしては、敵陣空中戦か。
サンタナ選手は思いの外、ポストプレーは得手ではないため、前線での起点になりにくいシーンが多かった。
髙橋選手がそれが得意かと言われるとどうだったか、あまり記憶にはないが、あくまでJ2という舞台においては、敵陣空中戦について相応に競り勝てる能力を持ちあわせている。
サンタナ選手はゴールゲッターとして計算が立つ一方、髙橋選手は前線のターゲットマンとしての起用が考えられるのではないだろうか。
もちろん、得点も求めていきたいが、期限付移籍先の横浜FCでは31試合で4得点と、肝心の得点能力についてはイマイチ。
横浜FCで求められていた役割が、得点よりもポストプレーであったり、前線からの守備であったり、他の選手の得点に繋がる囮・潰れ役であったりする可能性もあるため、一概には評価できない側面もあるが。
スコルジャ監督は、サンタナ選手よりも退団したリンセン選手をファーストチョイスとしてスタメン起用することが多かった。
リンセン選手はゴール数こそサンタナ選手よりも少なかったが、前線からのプレス要員として、献身的な動きが目立っていた。
髙橋選手も同様の働きを期待されているとすれば、サンタナ選手との競争で、ファーストチョイスとして選択される可能性も大いにあり得る。
獲得の意図・求められる役割
- 即戦力の補強
- 長期的戦力確保
- バックアッパーの拡充
髙橋選手は今月20日で27歳。
若手と言える年齢ではないものの、仮に30代前半まで戦力として活躍してくれると仮定した場合でも、5年近くは期間がある。
また、20代後半と言えば、一般的には選手生命の内で最も脂が乗ってくる時期。
その期間中にレッズに在籍し、活躍してくれれば言うことなし。
現在決定している2025シーズンのCFの選手は、サンタナ選手・二田選手と、ユースから昇格の照内選手。
髙橋選手は二田選手・照内選手と比較しても実績があり、サンタナ選手の競争相手として十分。
即戦力の補強と言いつつ、バックアッパーとしての計算もできる存在。
髙橋選手の帰還は、戦力として大きいと思う。
データ出典元
- Football LAB https://www.football-lab.jp/
- Soccor D.B. https://soccer-db.net/