1月3日に、移籍情報のリリースが複数(4日にも…)。
加入の発表もあった一方で、退団の発表も。
小泉選手は、リカルド元監督の就任が決定している柏へ。
基本情報
- 選手名:小泉 佳穂(コイズミ ヨシオ)
- 生年月日:1996年10月5日
- 年齢:28歳
- 出身地:東京都
- ポジション:MF
経歴・出場成績
2024シーズン1試合あたり平均出場時間:約36分
通算1試合当たり平均出場時間:約59分
シーズンあたり平均先発出場試合数:約18試合
※いずれもリーグ戦のみ
経歴・加入時の考察については過去記事参照。
↓過去記事はコチラ↓
レッズ加入初年度が最も活躍したし、出場機会も多かった。
2ゴール5アシストはかなり立派な数字と言えるのでは。
2年目以降は徐々に数字が下がり、4年目となった昨シーズンは出場試合数こそ20試合と決して少なくはないが、先発は8試合。
1試合あたりの出場時間も36分間と、出場機会がかなり限定されてしまった。
ゴールもレッズ加入後初の0と、目に見える数字を残すことはできなかった。
プレースタイル・特徴
2024シーズンは出場時間が短かったためプレースタイル指標がなく、2023シーズンのプレースタイル指標を引っ張ってきた。
こうして見ると、イマイチ特長がわかりにくいものの、数字に表れないところでは、まず逆足(左足)精度が非常に高いこと。
誇張なしに利き足である右足と同じ精度で、逆足の左足でボールを扱える。
よって、相手選手はどちらの足も警戒する必要があるため、小泉選手がシュートやクロスのためにキックモーションに入った時は、ブロックに入らなければ危険。
小泉選手は、それをフェイントとして切り返し、フリーな状態でシュートが撃てるし、クロスを上げられる…というのが王道パターン。
また、ボールキープも同様。
左右両足でボールを扱えるため、常に相手から遠い足でキープすることで、相手にボールを触らせない。
レッズ加入初年度、大分戦で左足を使って長い時間(7~8秒程度)ボールキープしたプレーは圧巻だった。
その際のプレー動画もあったので、柏サポの方は是非ご覧いただきたい。
また、カバーエリアの数値が高いことからもわかる通り、守備に関してもしっかりとやる印象で、相手がボール保持している際のプレス要員としては、一定の評価があったと思う。
課題は強度の高い試合でのプレー精度。
体重63㎏と軽量級であり、フィジカルがないので、ぶつかり合いに対しては劣勢になりがち。
ACLなどの強度の高い試合では、特長を出させてもらえない印象。
また、プレースタイル指標からもわかるとおり、得点能力は高くない。
あとは試合中は良くも悪くも熱くなるタイプなので、敵味方問わずキレるシーンがしばしば。
レッズでの活躍
経歴・出場成績の項目でも記載の通り、レッズ初年度が最も活躍した。
ユンカー選手(現名古屋)との相性が良かったね。
スペースに走るユンカー選手に対して、小泉選手がアシストのパス出しでチャンスメイクというパターンが確立されていた。
得点能力は高くなかったが、加入初年度の福岡戦の左足ミドルは見事だった。
コメントからも滲み出ているように、非常に真面目で思い悩むタイプ。
柏でJリーグへの復帰を果たしたリカルド監督の下、再び彼が光り輝くことを願って。
プレー動画
データ出典元
- Football LAB https://www.football-lab.jp/
- Soccor D.B. https://soccer-db.net/