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【書籍レビュー】「何のために入るのか?」生命保険がよ~くわかる本

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さて、引き続きお金に詳しくなろうキャンペーン中。

 

FP技能検定も受験予定だからね。

 

5月に予定されていた試験は、コロナの影響で中止になっちゃったけど。

 

8月は多分やるんじゃないかなー。

 

そんな中で、生命保険がよ~くわかる本を読了。

 

 著者の石橋知也氏は、ファイナンシャルプランナー。

 

「最初に読んでほしい生命保険の入門書」として、本書を執筆したとのこと。

 

その名に恥じぬ出来栄えだった。

 

基本的な部分から、初心者にもわかりやすく生命保険を解説してくれている。

 

例えば、そもそも生命保険ってどんなメリットがあるの?とか、保険料と保険金の違いって何なの?とか、「契約者」「被保険者」「受取人」ってどう違うの?とか、わかってそうで実はわかってなくて、でも今さら聞けないようなことを解説してくれる。

 

私も実は、「契約者」「被保険者」の意味は完全には理解できていなかったクチ。

 

会社は損害保険代理業もやってるのに笑

 

とまぁ、そんな基本のキ、と言えることから始まり、そこからは定期保険、終身保険、養老保険のそれぞれのメリットデメリットを解説。

 

ここでも初めて私はそれぞれの保険の違いを知る。

 

それぞれの違いは、以下の通り、満期の有無と、解約返戻金もしくは死亡保険金の有無によって異なる。

 

定期保険…満期:あり 解約返戻金:なし

養老保険…満期:あり 解約返戻金:あり

終身保険…満期:なし 死亡方献金:あり

 

定期保険は保険料を支払っても、支払った分だけの保険金がもらえるわけではない、つまり「掛け捨て」となる可能性があるが、その分毎月の保険料が抑えられている。

 

逆に、養老保険や終身保険は、解約返戻金や死亡保険金があり、支払保険料よりももらえるお金が多くなる可能性がある分、毎月の保険料が高い、という仕組み。

 

生命保険は帯に短し、襷に長し、と言われており、全てを網羅した商品はないため、自分のライフスタイルに合った保険を選ぶのが重要ということだ。

 

また、生命保険以外にも、医療保険や個人年金保険の解説や、保険を選ぶ際の基準、見直しの際の注意点等、この1冊があれば、生命保険やそのほか保険の基本に関しては、特段困らないような内容に仕上がっている。

 

この本もそうだけど、資産運用に関する書籍は、手元に置いておきたい。

 

ビジネス本とかその他のハウトゥ本については、1回読んでアウトプットしたらほぼ売却してる。

 

だけど、資産運用の書籍については、今後もわからなくなった時に読み返すことが予想される。

 

また、子供たちが成人して時期がきたら読ませたいとも思う。

 

その頃には、もう全く違う商品が流通していて、世の中の仕組みも変わっていることもあるかもしれないけどね。

 

そしてこの書籍の中でも出てきたキーワード、最も大切なこととしては、「何のために保険に入るのかを明確に」ということ。

 

保険は仕組みを理解できないと、よくわからないまま加入し、必要のない補償のために、必要のない高い保険料を払って継続しているということになりかねない。

 

社会人なりたての私がまさにそれ。

 

一応、大手生命保険会社の子会社であるため、入社してすぐに親会社の生保レディのお姉様に勧められるがままに入ってしまい、結婚時に妻に無駄金を払っていると叱られる始末…笑

 

結局、当時の20代前半で未婚の人間には必要のない内容であったにもかかわらず、よくわからないまま、また勧誘されるのが面倒だからと、考えもなしに加入するという最悪のパターン。

 

大切なのは、加入の目的を明確にし、自らのライフプランに合った保障を、保険料を勘案したうえで、最適な商品を選択すること。

 

ここを間違えなければ、ムリ・ムダ・ムラのない保険選びができるはず。