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【試合レビュー】「アンバランス」リーグ戦第2節*東京ヴェルディ戦(△1-1)

スタメン・サブ_東京ヴェルディ戦

 

2024明治安田J1リーグ第2節:東京ヴェルディ戦。

 

結果は1-1の引分。

 

 

 感想:個人

  • 大畑選手:【MOM】途中出場ではあるが、チームを連敗の危機から救う。積極的な攻め上がりから決定的なシュートを放ったほか、同点に繋がるPK獲得。次節スタメンもあるかも。
  • 中島選手:正直あんまり好きな選手ではないんだけど、今節は良い動きだった。キレのある動きで相手を外し、クロスやシュートでチャンスメイク。
  • サンタナ選手:開幕戦同様に消える時間が多かった。とは言え、これはチーム全体での問題であるため、彼個人に責任はないように思う。
  • 酒井選手:相手の脅威になれていない。サンタナ選手同様にチーム全体の問題なのかもしれないが、特にビルドアップの部分で拙さが目立つ。

 

 感想:試合全般

  • 前田選手がまさかのベンチ外。が、これは体調不良が要因とのことで一安心。前節の出来から一転してベンチ外となれば、いきなり監督不信に陥るところだった…。
  • レッズは開幕戦よりも内容が悪かった。シュートまで持っていけないことが多数で、閉塞感満載。
  • 一言で言うならばアンバランス。選手間の距離が遠すぎて、攻撃面ではパスが上手く繋がらない。逆に守備時にはプレスがかからないので、相手がスペースを突いてきやすくなっている。
  • 一方で東京Vの攻撃が驚異的だったかというと必ずしもそうではなかった。失点は相手のシュートが素晴らしかったこともある。
  • 敗戦濃厚の状態から、勝点1をもぎ取れたことは評価できる。ただし、優勝を目指すチームが、5万人のホームでそれを良しとしていいかという問題はあるが。
  • ホーム開幕戦ということもあるだろうが、5万人という数字は、今シーズンへの期待の表れに他ならない。ただ、それに応えたサッカーではなかったと思うし、新規顧客獲得の機会も活かせなかったと考えると残念。
  • たった2試合で見限るつもりは毛頭ないが、期待が大きいと、失望もその分大きくなる。まず1勝して自信をつけ、波に乗りたい。

 

 データ置き場・考察

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

チャンスビルディングポイント_2024シーズン_攻撃

チャンスビルディングポイント_2024シーズン_守備
  • 攻撃ポイントは松尾選手がトップに。とは言え、この2試合では特段違いは見せられていないが…。
  • 早くもショルツ選手が2位というあまりよろしくない事態。まぁ、シーズン序盤なのでしばらくは順位変動も激しいだろうけど。
  • 今節不出場の前田選手がまだ8位にいる。関根選手やサンタナ選手はどこへやら。
  • 守備ポイントのトップ3は前節から変わらず。
  • 4位の渡邊選手は今節、途中からポジションを前線に上げてユーティリティ性を発揮。出来がよかったわけではないが、その他の選手のパフォーマンスを見ればやむなしか。

 

[リーグ戦通算成績]

リーグ戦通算成績_2024シーズン
  • 今シーズンも初ゴールはショルツ選手のPK。まだ昨シーズンから劇的な変化は見受けられないが、ここから巻き返してほしいところ。
  • 前節からメンバーの入れ替えがあったのは、体調不良の前田選手が髙橋選手に変更されたのみ。キャンプから序列を明確化させていたらしいので、今後も大幅な入れ替えはないかもしれない。
  • 結果が伴わない場合は特に、メンバー外の選手達のフラストレーションが溜まることは想像に難くない。チーム全体のマネジメントも怠らないでほしい。

 

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