和製コルドバが追いかける、赤き血のイレブン達。

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【浦和レッズ】2020シーズン終了

昨日、リーグ最終戦はコンサドーレ札幌に0-2で敗れ、浦和レッズの2020シーズンは幕を閉じた。

 

最終的な成績は13勝7分14敗、得失点差-13。

 

当初目標としていた、ACL出場権および得失点差プラス2桁、というのは未達となった。

 

が、個人的には今シーズンにおいては、目標未達となったことについては問題視していない。

 

達成できればそれはそれでよかったけれども、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で通常のシーズンとは色々と異なるシーズンとなった。

 

特に、例年であればシーズン終了時点で17位・18位のチームはJ2に自動的に降格、16位のチームはJ2で3位となったチームと入替戦を行う。

 

だが今年はその降格措置がなくなった。

 

また、選手交代枠も通常3枠であったものが、今シーズンは5枠(確か)となった。

 

だから、個人的には結果至上主義に走るのではなく、より多くの選手を起用し、これまで「放置していた」世代交代に着手する絶好の機会であったと思う。

 

だが、今シーズンが終了し、浦和レッズに成果としてあったものとすれば、

 

①大槻元監督のトップチーム監督としての経験値蓄積

②興梠選手の9年連続2桁得点達成

 

くらいだろう。

 

②については、前人未到の記録であり、押しも押されぬ浦和レッズのエースである興梠選手の努力の賜物であるので、これに関しては賛辞を惜しむものではない。

 

というかむしろ、シーズン中盤から後半にかけては、それ位しか楽しみがなかった。

 

①については、大槻氏が今後も監督業を続けるとすれば、大槻氏自身のためにはなったと思う。

 

また、今後他のチームで更に経験を積んで、いつか浦和レッズの監督に再任となる可能性もないわけではない。

 

が、今シーズン、そして今後の浦和レッズに残したものと考えると、皆無であったと言わざるを得ない。

 

何が不満であったかは以前の記事にも記載しているので、そちらをご覧いただくとして。

 

www.zeniya47.tokyo

 

話を戻すと、今シーズンは世代交代という至上命題に関して、取り組むには絶好のチャンスであったにもかかわらず、相変わらずこのチームはそれを放置した。

 

そもそも降格がないのだから、結果はさておき世代交代を重視し、若い選手を積極的に起用すべきだったと考えるのが私の意見。

 

しかし、特段そういった思い切った起用もせず、かといって結果や内容が伴う訳でもなく、前述した中途半端な成績に終始。

 

私は今シーズンを棒に振ったと言っても過言ではないと思う。

 

以前、レッズの監督を務めた、フォルカー・フィンケ氏は、積極的に若手選手を起用していた。

 

2シーズン監督を務めて、成績はあんまりよくなかったけど、私みたいに若手選手の成長を観たい人間には面白かったし、私は所謂フィンケ氏の3年目が観たかった人間。

 

そんな私にとっては、今シーズンの選手起用は到底納得できるものではなかったな。

 

統計を取ったわけではないから、もしかしたらレッズのスタメン平均年齢は実は若いのよ!っていう結果だったかもしれないけど、他チームはもっと若い選手を積極的に起用している。

 

川崎やガンバや鹿島はチームとして結果も出している。

 

川崎の三苫選手や旗手選手とか、ガンバの唐山選手とか、鹿島の上田選手や沖選手とか。

 

隣の芝生は青く見える、とは言うけれど、他のチームは着々と若手選手を育てているのに。

 

以前レッズへの帰還を期待していた筑波大学の角田選手も、横浜F・マリノスに加入が内定。

 

オファーしていたかどうかは不明だが、今のレッズは、同カテゴリーのチームに、下部組織にいた選手を取られるまでに落ちぶれている、という現実に危機感を持った方がいい。

 

そして、シーズンが終了したことで、選手獲得の噂もチラホラと聞こえてきている。

 

年齢の若い選手にも声をかけているようだけど、結局それも他チームで経験を積んだ選手を獲得しようとしている訳で、とことんこのチームは自前で育てるということをしないのかなーとゲンナリしていますが。

 

とはいえまだ報道の段階なので、正式決定があるまでは具体的には伏せる。

 

とにかく、今シーズンの選手起用が来シーズン以降の結果に影響しないことを祈るばかり。

 

そして加入の噂があれば、退団の噂もある。

 

私がユニフォームを買った選手は、未だに最後までレッズにいたことはない。

 

現所属選手でユニフォームを所有しているのは、伊藤涼太郎選手と長澤和輝選手。

 

また怪しいかもね。