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【試合レビュー】「完勝かつ伸びしろたくさん!」FUJIFILM SUPER CUP 川崎フロンターレ戦(○2-0)

いよいよ本日から2022シーズンが開幕。

 

今シーズンも、現地・テレビで観戦した試合は可能な限りレビューを更新する意向なので、何卒よろしくお願いいたします。

 

さて、シーズン開幕は2021シーズンリーグ王者の川崎フロンターレと、天皇杯王者のレッズが激突するFUJIFILM SUPER CUP。

 

リーグ戦3連覇を目論む川崎に対し、大幅な選手の入れ替えがあったレッズ。

 

有識者からは、キャンプでのトレーニングマッチでは、その弊害もあったとのコメントもあり、期待と不安が入り混じる一戦に。

 

とは言え、リーグ戦の試金石ともなり、かつここ最近は勝利を挙げられていない川崎相手のため、ここで叩いて出鼻をくじきたいところ。

 

■雑感 

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

[スタメン・サブ]

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スタメン・サブ:川崎フロンターレ戦


大幅に選手の入れ替えがあり、かつキャンプ等の情報も規制されていたことから、最もメンバーが読みにくいと思われるこの試合。

 

その予想通りとも言うか、まずスタメンからフォーメーションが読みとり辛かった。

 

新加入の岩尾選手がスタメンでレッズデビューとなったが、柴戸選手と伊藤選手の名前も。

 

更にベンチには平野選手・安居選手もおり、激戦区となったボランチは全員がメンバー入りすることに。

 

また、新加入組では馬渡選手も左SBのスタメンでレッズデビュー。

 

ベンチには犬飼選手・知念選手・宮本選手・松崎選手も入った。

 

ただ、CB2人・ボランチ2人というベンチ構成からは、フレキシブルな選手交代には一抹の不安も。

 

ユンカー選手・木原選手もいないので、FWの交代枠もない…。

 

まぁ、どこでも明本選手がいるので、いざという時はそれに頼るということかな笑

 

そして新シーズンの始まりを告げる笛が鳴ってから数分後、いきなりレッズが試合を動かす。

 

右サイドを酒井選手が突破、グラウンダーのクロスに江坂選手が合わせて先制!

 

川崎には前線の明本選手を筆頭に、しっかりとプレッシャーをかけて気持ち良くパス回しをさせていなかった。

 

その勢いのまま、先制点を奪取。

 

江坂選手は天皇杯決勝に引き続き、タイトルの懸かった試合で貴重な先制点。

 

先制された川崎だが、さすが王者というべきか、全く慌てずボールを保持。

 

パスを回して揺さぶりながら、レッズの隙を伺う。

 

ただレッズは守備強度をMAXにして対応。

 

ボール保持率は劣勢も、危機的ピンチはなく、そのまま1点リードで前半終了。

 

後半も引き続き、川崎がボールを保持するが、レッズは中央を固めて対応。

 

前半と比べるとさすがに強度が落ちつつあり、奪っても繋げないものの、カウンターで川崎ゴールに迫る場面も(ファウルっぽい形で止められたけど…)。

 

だが後半36分、またしてもこの男が魅せる。

 

裏へのパスに反応した明本選手がボールキープすると、サポートした江坂選手へ。

 

江坂選手はキックフェイントで谷口選手を外すと、左足一閃。

 

ミドルシュートをゴールへ叩き込み、貴重な追加点を奪取。

 

川崎の決定機は終了間際の知念選手のシュートのみに抑え、犬飼選手・松崎選手・宮本選手もデビューさせたレッズが2-0の完封勝利を収めた。

 

今回は新加入選手に絞って印象を。

 

岩尾選手はピッチ上での落ち着きが印象的。

 

空いている選手をしっかり見つけられているから、ビルドアップが行き詰った時にミドルパスで状況を打開してシュートまで繋げた場面もあり。

 

馬渡選手は対面の家長選手を自由にさせず。

 

攻撃では長い距離をスプリントするシーンが多々あり、今後も攻守に貢献できそう。

 

予想以上にセットプレーのボールの質が良かったので、キッカーに困ることはなさそう。

 

松崎選手は1トップのような位置での起用だったため、ちょっと戸惑いながらプレーしてたかな。

 

得意のカットイン&シュートは次戦以降に期待。

 

犬飼選手は終盤からの出場だったが、無難にシャットアウトに貢献。

 

宮本選手もポジションはよくわからなかったが、相手ビルドアップに対して追い回す役割。

 

「ランニングマン」の真骨頂は、スタメン出場時に発揮となるか。

 

しかし、新戦力をしっかりと起用しつつ、タイトルも獲得。

 

今シーズンも楽しい1年になる予感がする。

 

■最後に

昨シーズン、公式戦では1敗(多分)しかしていない川崎相手にいきなり土をつけた。

 

しかも、相手はほぼほぼベストメンバーに対して、レッズはユンカー選手・小泉選手・松尾選手・モーベルグ選手・大久保選手らも起用せずに今回の結果。

 

まだまだチームの伸びしろはたくさんある。

 

リーグ戦の開幕が待ち遠しい。

 

そして開幕戦はチケットを確保したため、京都まで観戦しに行く予定。

 

来週も楽しい週末を期待して。