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【新加入選手考察】「即戦力&戦術浸透のキーマン」サミュエル グスタフソン選手がBKヘッケン(スウェーデン)より完全移籍加入

www.urawa-reds.co.jp

 

一部報道機関では既に報じられており、年内に獲得発表と至ったグスタフソン選手。

 

情報が限られる中、彼の考察をば。

 

 

基本情報

  • 選手名:サミュエル グスタフソン
  • 生年月日:1995年1月11日
  • 年齢:28歳
  • 出身地:スウェーデン
  • ポジション:MF

 

経歴・出場成績

出場記録

 

スウェーデン出身の28歳(もうすぐ誕生日なので実質29歳)。

 

出身国のBKヘッケンでキャリアをスタートさせたが、その後はイタリアのクラブを転々。

 

直近は再びBKヘッケンに戻り、プレーをしていた様子。

 

クラブチームでの出場成績がわかる情報がないため、ユーロ予選の出場成績を見てみる。

 

8試合のうち、プレーしたのは6試合。

 

4試合に先発フル出場、1試合は先発して途中交代、1試合は途中出場。

 

スウェーデン代表でも主力に近い位置づけである模様。

 

ってか現役スウェーデン代表ってすごい。

 

ギリシャに期限付き移籍中のモーベルグ選手でさえ、元スウェーデン代表で、かつ出場も1試合あったかなかったかだと思ったけど、グスタフソン選手はしっかりと出場を重ねている。

 

これは期待大。

 

プレースタイル・特徴

動画や各種掲示板での情報をまとめると、概ね以下のとおり。

 

  1. ポジションは中盤の底
  2. ビルドアップに長け、攻撃を組み立てる
  3. ボール保持時の落ち着きあり
  4. セットプレーのキッカーも務める
  5. 対人・空中戦・守備強度は不明

 

中盤の底のポジションから、ディフェンスラインとのパス交換、また前線への繋ぎ役をこなす。

 

相手に寄せられても慌てることなく、味方そして相手の状態を見極めながら、ボール保持からの縦パス、もしくはワンタッチでのはたきを見せていた。

 

繋ぎのシーンもさることながら、前線に顔を出した際の落ち着きもあり、ゴール前では味方に優しいパスを、自身のチャンス時にはゴールに流し込むようなシュートだった。

 

セットプレーのキッカーも務めており、総じて「技術が高い」ということは間違いなく言えるだろう。

 

一方、守備面やフィジカル面については全くわからず。

 

187㎝・79㎏と非常に大柄な体躯ではあるため、競り合いに弱いことはないと思うが、動画ではそういったシーンがなかったため、これは実際に試合で観ることしかできなそう。

 

獲得の意図・求められる役割

  • 即戦力補強
  • 戦術浸透スピード加速

 

現役スウェーデン代表、イタリアのクラブを渡り歩いた経歴、そしてヘグモ新監督の下でプレーした経験など、即戦力として獲得したことは想像に難くない。

 

中盤の底で攻撃のタクトを振るい、レッズの攻撃を活性化させる=昨シーズン課題だった攻撃面の破壊力不足を解決する補強の一手ということが伺える。

 

加えて、戦術浸透スピードの加速も間違いなく挙げられる。

 

監督が新たなクラブチームで指揮を執る場合、チームへの新戦術浸透をスムーズにさせるため、前クラブでのキーマンを引っ張ってくることはよくある話。

 

オシム元日本代表監督が、日本代表に阿部勇樹氏・巻誠一郎氏らジェフ千葉での教え子を数多く招集したほか、レッズもミハイル・ペトロビッチ元監督が、西川選手・森脇選手・槙野氏・柏木氏ら多くの教え子を獲得した。

 

来シーズンは、安定した守備をベースに、攻撃にプラスを加えることで、優勝を狙うシーズンになるはず。

 

グスタフソン選手は、非常に大きな期待を背負ってチームに迎えられることになる。

 

レッズの覇権奪還のキープレイヤーとなってくれ!

 

プレー動画


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