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【新加入選手考察】「ベテランらしく選手への気配りを期待」宇賀神友弥選手がFC岐阜から完全移籍加入

www.urawa-reds.co.jp

 

シーズン前は誰一人予想していなかったであろう、宇賀神選手の電撃復帰。

 

李忠成氏が前日に何かにおわすようなことを喋ったということで話題に。

 

 

基本情報

  • 選手名:宇賀神 友弥(ウガジン トモヤ)
  • 生年月日:1988年3月23日
  • 年齢:35歳
  • 出身地:埼玉県
  • ポジション:MF

 

経歴・出場成績

出場記録_2023シーズン

出場記録_通算

2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約89分

通算1試合当たり平均出場時間:約75分

シーズン平均先発出場試合数:約22試合

※いずれもリーグ戦のみ

 

かつてレッズで10シーズンを過ごし、浮沈を経験したベテラン。

 

レッズから移籍した岐阜においては、昨シーズン34試合中33試合に先発出場。

 

1試合あたり平均出場時間は89分と、ほぼ全試合フル出場。

 

J3とはいえ、35歳になっても技術と情熱はさびついていない。

 

通算1試合あたり平均出場時間・シーズン平均先発出場試合数をみても、プロ生活を通じて多くの試合に絡んできたことがわかる。

 

プレースタイル・特徴

出場ポジション_2023シーズン

プレースタイル指標_宇賀神 友弥

プレースタイル指標_宇賀神 友弥vs明本 考浩

チャンスビルディングポイント_宇賀神 友弥vs明本 考浩

 

岐阜ではかつてレッズで担っていたことが多い、左SBが主戦場。

 

あくまでJ3ということは加味する必要があるが、パスチャンス・ビルドアップ力はトップクラス。

 

左サイド後方から、チームの攻撃を組み立てていたようだ。

 

守備強度はJ1を舞台としている明本選手が上回っていることから、宇賀神選手がJ1に復帰後どの程度相手についていけるのかは未知数。

 

経験値は言うまでもないため、ポジショニングや予測は立てられるかもしれないが、対人守備や空中戦は厳しいかもしれないね。

 

獲得の意図・求められる役割

  • バックアッパーの拡充
  • 若手選手の手本となれる存在
  • 出場機会の少ない選手のメンタルケア

 

宇賀神選手のポジションは主にサイド。

 

以前レッズにいた頃に1番多かったのは左サイドのWBかSBかな。

 

右サイドもこなせる。

 

今シーズンには36歳となる宇賀神選手。

 

どんなキャリアデザインを描いているかにもよるが、30代後半までやれることの方が稀。

 

先日、引退を表明した遠藤保仁選手は43歳だが、あくまでこれはレジェンド級の選手の話。

 

だから、プロサッカー選手としてはあと1、2年くらいなのではないか。


よって、長期的な戦力という目線は考えづらい。


また、J3からのJ1ということで、カテゴリーが2つも上がることになる。

 

J3でのプレーは観ていないけど、余程ズバ抜けたパフォーマンスを披露していない限り、即戦力としての期待はかけられない。

 

SBは昨日、荻原選手の海外移籍が発表され、明本選手も同様の可能性が否定できない。

 

つまり、手薄になるポジションのバックアッパーという立ち位置が妥当と思われる。

 

また、ベテラン選手の役割として、長くプロ生活を続けてきた故に、周りへの気配りができるようになるというのはよく聞く。

 

それに加えて、出場機会が少なくても、腐らずひたむきに努力する姿勢が、若手選手の手本として最適という側面もある。

 

レッズはこのオフ、積極的に戦力補強に動いている。

 

現役スウェーデン代表のグスタフソン選手、昨日は遂に、かねてから噂のあった現役ノルウェー代表のソルバッケン選手の獲得も発表。

 

それ以外にも、前田選手・渡邊選手ら実力者を補強。

 

彼らが出場機会を得られるかはもちろんわからないが、いずれにせよ競争は間違いなく激化する。

 

昨シーズンまではレギュラーとして出場機会が多かった選手も、ベンチ以下になる可能性は大いにある。

 

宇賀神選手は、そんな選手に対しても気を配り、チーム一丸にさせられる様な役割を期待されているはず。

 

レッズをよく知る男の帰還。

 

コメントにも、全てを懸けてリーグ優勝を勝ち獲るために帰ってきました、と。

 

2024シーズンリーグ優勝の布石となるか。

 

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