■雑感
[試合ハイライト]
[スタメン・サブ]
スタメン・サブはこちら。
前節から阿部選手⇒柴戸選手、武藤選手⇒小泉選手を入れ替え。
ただその他、ベンチ入りメンバーは変わりなし。
前半20分頃から観戦。
お陰でユンカー選手の得点は観られず、失点シーンのみを観る羽目に…泣
ただ失点シーンはやむなし。
コーナーキックが直接ゴールに吸い込まれたが、コースも良かったし防げなかったと思う。
これで鈴木選手のデビュー戦から続いていた無失点は途切れたけれど、これに気落ちする様子は見られず。
失点後は広島に押し込まれていたが、決定的シーンは作らせず。
前半は1-1で折り返し。
後半はしばらくの間、広島にボールを保持される嫌な展開。
連戦の影響か、小泉選手がいつもより決定的な動きができていないのと、ミスが多かった印象。
ただ、途中出場の浅野選手の決定機は鈴木選手が身を挺してブロックするなど、広島に得点は許さず。
レッズは後半途中、田中選手⇒関根選手、伊藤(敦)選手⇒山中選手、汰木選手⇒武藤選手、ユンカー選手⇒興梠選手へと選手交代を行い、状況打開を図る。
そんな中、レッズに大チャンス。
後半39分、パス回しで広島を揺さぶり、浅くなった広島ラインの裏に山中選手がアーリークロス。
裏を取った興梠選手が武藤選手にヘディングで折り返したところ、これが荒木選手の腕に当たりハンドの判定でPK。
キッカーは今シーズン未だ無得点の興梠選手。
相手GKは東京五輪代表世代の大迫選手。
結果は…短い助走から興梠選手が右足を振りぬくと、大迫選手の逆を突いたシュートがゴールに決まり、レッズが勝ち越し。
レッズはアディショナルタイム前に阿部選手を投入して逃げ切り体勢だったが…。
アディショナルタイム2分、左サイドを突破された後、一旦は攻撃を防いだが、こぼれ球を川辺選手に豪快に蹴り込まれて失点。
これは川辺選手のシュートが見事すぎた。
低空の弾丸シュートを撃ちこまれては鈴木選手も防ぎようがなかった。
試合はこのまま2-2で終了。
レッズは勝利こそ掴めなかったものの、アウェイで勝点1を獲得。
アディショナルタイムまでリードしていただけに、勝点1は悔やまれるが、試合全体の内容からしてみれば、引き分けも妥当だと思える試合だったかな。
続きはFootball LABデータ更新後にまた。
【2021年5月28日追記】
◼️データ考察
[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]
分かりやすく、ボールは持たされていたけれども、有効な攻撃には繋げられなかったという結果に。
膠着した状態を打開するには、ドリブルでマーカーを剥がせる人財がいるといいと思うのだけど、現状中々そういうシーンが観られないところは課題と考えている。
ドリブルの仕掛けは控えるように言われているのか、はたまたボールを保持して相手の陣形を崩す戦術であるが故、スペースがなく単に仕掛けられないのか。
現在のチームでドリブラーと言われている(と思っている)のは、関根選手・田中選手・汰木選手あたりだけれど、中々彼らが相手陣内をドリブルで切り裂いているシーンが思い浮かばない。
個人的にはルーキーの大久保選手に期待しているんだけど…あの細かいステップは期待感があったし。
まぁドリブルにせよ、他にもミドルシュートにせよ、攻撃が停滞しているときにも、それを打開できる一芸を持った選手がいると助かるんじゃないかな。
[チャンスビルディングポイント:個人]
個人だと、守備・セーブ以外が広島の選手だから、今節はあんまり見所なしかな…笑
何も書かないのもどうかと思うので、私見で感じたことを。
柴戸選手はボール奪取もさることながら、最近は華麗なターンを習得。
低い位置でも怖がらずにボールを受け、ターンで前を向きボールを配給できており、チームに欠かせない選手のひとりとなっている。
大学ナンバーワンボランチ、安心と信頼の明治大ブランドなだけある。
今節は結構削られていたのが気がかり。
伊藤(敦)選手は最近守備での貢献が光る。
今節も決定的なピンチの際に身体を張り、チームを救った。
ただ、彼の特長は攻撃面にあるはず。
柴戸選手と同様、組み立てへの参加や長短のパスにより、チームの潤滑油として活躍してほしいところ。
■最後に
残念ながらリーグ戦の連勝を伸ばすことはできなかったが、良くない試合内容の中でも勝点1を獲得できたことはプラスに。
次節はまた中3日で名古屋グランパス戦。
今シーズンは堅守でリーグ上位に位置している。
最近はレッズの攻撃も改善の兆しがあるとはいえ、難しい試合になりそう。
ただ、名古屋は先制された試合は全敗しているというデータもあり、先制点が非常に大切になる。
となれば、またゴールハンターのユンカー選手の活躍に期待が集まるね。
次節も決めて、テレビの前の私達を熱くさせておくれ。
データ引用元:Football LAB