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【試合レビュー】「負けるときはこんなもの」リーグ戦第18節*湘南ベルマーレ戦(●2-3)

■雑感 

[試合ハイライト]


www.youtube.com

[スタメン・サブ]

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スタメン・サブ:湘南ベルマーレ戦


代表戦、そしてそれに伴う天皇杯やルヴァンカップを経て、再びリーグ戦が再開。

 

再開初戦は湘南ベルマーレ戦。

 

ただし27日までに湘南・柏・福岡との試合があるため、この3試合をひとまとめとしたマネジメントが求められる。

 

そんな中でのスタメン・サブは上記のとおり。

 

リーグ戦でここ最近、あまりメンバーに絡めていなかった大久保選手・金子選手がスタメンに抜擢された。

 

彼らは天皇杯のカターレ富山戦や、ルヴァンカップのヴィッセル神戸戦で結果を残しており、その結果を受けての起用かと思われる。

 

リカルド監督が、しっかりと試合での貢献を加味していることが伺える。

 

試合については、残念ながら前半途中までと後半開始~ユンカー選手の勝ち越しゴールまでしか観ていないので、そこでの感想を。

 

まぁ最終的には、最後まで観なくてよかったになってしまったんだけど…。

 

試合は本日もユンカー選手の決定力が炸裂。

 

前半9分、左サイドを小泉選手、明本選手で崩し、明本選手が中央へグラウンダーのクロスを供給。

 

詰めていたユンカー選手・槙野選手はシュートを撃ち切れないが、こぼれたボールをユンカー選手が左足シュート。

 

これが決まってレッズが先制。

 

あまりスペースがない中、ほぼノーステップでゴール左隅を射抜いた。

 

その後もレッズがボールを保持してゴールを狙うシーンが多かったものの、ミスから同点弾を被弾。

 

ゴールキックからのビルドアップにミスが出てボールロスト。

 

繋がれたボールを湘南の山田選手がシュート、レッズのディフェンスに当たってゴールイン。

 

低い位置から繋ぐ戦術はこういうことがあるから怖いのよね…。

 

ただ後半8分、レッズのカウンター。

 

小泉選手とユンカー選手で湘南ディフェンスラインを突破し、ユンカー選手が独走。

 

最後はルヴァンカップ神戸戦を彷彿とさせる華麗なループで本日2点目!

 

あのスピードのまま、谷選手を超えるループをいとも簡単に沈めるユンカー選手…本当に今から中国と中東の魔の手が怖いよ…。

 

そして新幹線内での観戦だったため、DAZNも快適な視聴環境ではなく、ここで一旦視聴中断。

 

あとは帰ってから観ようかと思ったのだが…。

 

帰宅直後に会社後輩からのLINEで敗戦把握。

 

失点も1点目同様、自らのミスからだったということで。

 

ここ最近は無敗を継続できていたが、負けるときはこんなものかな。

 

ルヴァンカップ神戸戦では逆に、レッズが神戸のミスを確実にものにしたための勝ち抜けという印象が強かったし。

 

長いシーズン、こんな試合もあるさ。

 

切り替えて、中2日の柏戦も総力戦で今度は勝ってほしい!

 

【2021年6月21日追記】

 

◼️データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

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チャンスビルディングポイント:チーム

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スタッツ


この数値を見ると、なおさら悔しさが募る…。

 

これまであったようなスタッツは悪いけれども、結果としては勝っている、とは逆になり、スタッツは良いものの、スコアがついてこなかったという。

 

 後々の個人ポイントでも触れるが、今節はドリブルポイントがこれまでの平均値を上回っている。

 

ここが、主導権を握れたポイントになったのではないかと思っている。

 

これまでは、ドリブルポイントが相手を上回っている試合はあまりなかったんじゃないかな。

 

今節はそれが相手を上回っていたということは、局面での個人での打開や、ボールを前進させる術が本日はあったということ。

 

だから攻撃も行き詰らずにシュートチャンスを多く演出できたのではないかな。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

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チャンスビルディングポイント:ドリブル

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チャンスビルディングポイント:シュート


ドリブルでは大久保選手がトップ。

彼は育成に定評のある東京ヴェルディ下部組織出身だけあって、技術が高いことが伺える。

 

関東大学サッカーリーグでちょくちょくチェックはしてたから、わかっているつもりではあったけど、予想以上だった。

 

相手の重心の逆を突くドリブルや、機を伺ってのスルーパス。

 

更にシュートチャンスにもなった、逆サイドからのロングボールをしっかりと足下に落とすトラップ。

 

セットプレーのキッカーも任されており、テクニックには目を見張るものがある。

 

左サイドに配置されている事情から仕方ない部分はあるが、決定機での右足(逆足)シュートが決まっていれば最高だった。

 

サイズがないから、単純なフィジカル勝負では負けがち。

 

ただ、体重を増やすとドリブルのキレが落ちる可能性もあるので、安易に増やせとも言えないけど…。

 

シュートポイントは、文句なしぶっちぎりトップのユンカー選手。

 

先述の大久保選手の決定機、そしてその流れからのユンカー選手の決定機、もしくはポスト直撃のシュート。

 

これが決まっていれば…!!

 

と、よくありがちな決定機をモノにできない内に、自滅するという典型的な試合展開になってしまった。

 

■最後に

とは言え、昨シーズンにはこういった試合がほぼなかったのが事実。

 

つまり、そこまでチームは前進できているという証拠。

 

今節はミスもあったものの、これからの成長が楽しみな金子選手や、ドリブルの真価を発揮しつつある大久保選手らがおり、かつ、ショルツ選手・酒井選手の補強など、ポジティブ要素は尽きない。

 

次節、中2日の柏レイソル戦。

 

仕切り直し、是非とも勝利を!

 

データ引用元:Football LAB