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【試合レビュー】【DAZN観戦】「選手達を称えたい」リーグ戦第9節*ヴィッセル神戸戦(△2-2)

■雑感 

[スタメン・サブ]

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スタメン・サブ:ヴィッセル神戸戦


開幕戦の京都戦を落としてしまったレッズ。

 

連敗は避けたい2戦目は神戸戦。

 

メンバーは上記。

 

大畑選手がなんと左SBでスタメン。

 

昨シーズンの故障からの復帰が思った以上に早い。

 

酒井選手が京都戦で痛んだ影響か、ベンチスタートなこともあり、スクランブル発進でなければ良いのだが。

 

右SHには松崎選手が初のスタメン。

 

神戸を相手にどこまでやれるか。

 

ベンチには岩尾選手が復帰しているが、いかんせん攻撃で切れるカードが小泉選手のみという苦しい台所事情は変わらず。

 

コロナ陽性者とケガ人の復帰が待たれる。

 

試合は序盤から目の離せない展開に。

 

試合開始10分も経たない内に、神戸のパス交換に対して大迫選手へチャージした松崎選手のプレーがファールの判定。

 

これがPA内だったため、神戸にPKを献上。

 

しかし武藤選手のキックを西川選手がセーブ!

 

これで流れが一気にレッズに…と思いきや、その流れから武藤選手がファインゴール。

 

結局先制点を献上する嫌な展開に。

 

しかしその直後、左サイドを関根選手が突破すると、中央に待ち構える松崎選手へ。

 

ファーストタッチでDFを外し、左足シュート!

 

これが右ポストを叩きながらもゴールに収まり、レッズがあっという間に同点に。

 

さらにその7分後には、CKをニアで明本選手がフリックすると、ファーでフリーになっていた柴戸選手が頭で合わせて逆転!

 

前半20分までに3ゴールが飛び出す打ち合いに。

 

その後は神戸のパス回しにも落ち着いて対応しつつ、レッズもパスワークでチャンスを創出。

 

素晴らしいパスワークから松崎選手に超決定機があったものの、これは相手GK前川選手のセーブに遭ってしまい追加点はならず。

 

神戸ベンチにはイニエスタ選手が控えているので、点差はいくらあっても足りないくらい。

 

ここは決めたかった。

 

さて試合は怒涛の後半(スラムダンク)。

 

レッズは大畑選手に代わって酒井選手を投入。

 

大畑選手、ケガ明けとは思えない動きで、前の関根選手との連携も良かったけど、前半の終盤あたりはちょくちょく狙われてたし、元から予定されていた交代だったかも。

 

しかし後半12分にこの試合のターニングポイントとなるシーン。

 

明本選手と神戸の小林選手が競り合いでお互いにヒートアップ。

 

明本選手が小林選手を突き飛ばしてしまい、明本選手は一発退場。

 

前線からのプレスに、ボールキープで攻撃の起点となれる明本選手を失い、レッズは一気に苦しくなる。

 

すかさず神戸はイニエスタ選手を投入し、攻勢をさらに強める。

 

10人となったレッズは、自陣に張りつけられ攻撃に転じられない。

 

攻撃のカードもいないため、最終的には江坂選手も交代させ、全員守備で逃げ切りを図る。

 

しかし終了間際に、イニエスタ選手の素晴らしいクロスに槙野選手がヘディングで合わせて失点。

 

アディショナルタイムにはサンペール選手のシュートがポストを叩くシーンもあり、肝を冷やしたが何とか1失点に留めて勝点1を拾った試合に。

 

個人的には、10人になってから神戸の攻撃を1点で耐えた選手達を称えたい。

 

最後は安居選手が最前線で走り回ってたくらいなので、選手が揃いきっておらず、メンバー繰りが厳しいこの状況下では守りに徹するという方法しかなかったのだと思う。

 

明本選手の退場は妥当なジャッジなので、明本選手はこれを勉強料として、2回目はないようにしてほしいね。

 

新戦力では、大畑選手・松崎選手ともに十分な存在感。

 

大畑選手は関根選手をタイミングの良い攻め上がりでフォロー。

 

コンディションが整ってフル出場できるようになれば、非常に大きい戦力になりそう。

 

松崎選手は、同点弾のシーンが見事。

 

ワンタッチで相手を外してコースを作り、得意の左足を振りぬいた。

 

右サイドでのドリブルでも相手を剥がして前進するシーンが度々。

 

逆サイド関根選手との切り込みは破壊力があった。

 

一方で、前半の超決定機を決めていれば、この試合は決していた感もあり、彼も悔やんでいることだろう…。

 

【2022年2月26日更新】

[試合ハイライト]


www.youtube.com

 

◼️データ考察

[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]

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チャンスビルディングポイント:チーム

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スタッツ


11人で戦っている時間は対等以上だったと思うけど、10人になってからはとにかく耐えた。

引き分けは悔しい結果だったけれど、最終的に逆転まで持っていけなかった神戸の方が悔しさは大きいはず。

 

[チャンスビルディングポイント:個人]

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チャンスビルディングポイント:ドリブル

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チャンスビルディングポイント:シュート


ドリブルポイントトップの関根選手は松崎選手の同点ゴールをアシスト。

 

開幕戦の京都戦でも、右サイドを抉って江坂選手の決定機を演出しており、ドリブルのキレは良さそう。

 

また、守備に奔走する姿勢も目立っており、チームを引っ張る意識が顕著。

 

シュートポイントトップの松崎選手は1ゴール。

 

サイドの選手が得点を取ることは、昨シーズンのチームに欠けていた部分なので、いきなり新戦力の彼が結果を残したのは大きい。

 

[チャンスビルディングポイント:チーム内ランキング]

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チャンスビルディングポイント:2022シーズン_攻撃

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チャンスビルディングポイント:2022シーズン_守備

 

[ベストイレブン]

ACL出場チームのみ先行して試合実施のためなし

 

データ引用元:Football LAB