各報道媒体から情報自体はあったものの、正式発表は1月12日となった。
荻原選手は、クロアチアへ。
基本情報
- 選手名:荻原 拓也(オギワラ タクヤ)
- 生年月日:1999年11月23日
- 年齢:24歳
- 出身地:埼玉県
- ポジション:DF(SB)
経歴・出場成績
2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約54分
通算1試合当たり平均出場時間:約60分
シーズン平均先発出場試合数:約14試合
※いずれもリーグ戦のみ
浦和レッズユースからの昇格組。
同期には現シント=トロイデンVVの橋岡選手がいる。
大槻毅監督(現草津)の教え子ということもあり、1年目からある程度の出場機会を得たものの、3シーズン目途中から期限付き移籍で武者修行へ。
新潟・京都で2シーズン半を過ごした後、昨シーズンからレッズへ帰還。
完全なレギュラーポジションを奪い取るまではいかなかったものの、本職の左SBで明本選手の控えとして彼の負傷時には基本荻原選手がスタメン出場。
また、右SBの深刻な人材不足に伴い、酒井選手の負傷時には右SBでスタメン出場する機会も多かった。
プレースタイル・特徴
わかりやすくするため、明本選手との比較。
明らかに、攻の荻原・守の明本。
荻原選手は、ドリブルと鋭いクロス精度が武器。
縦に仕掛けての高速クロスは、レッズの武器の一つとなっていた。
リンセン選手は昨シーズン、あまり公式戦でのゴールを挙げられなかったが、ゴールの際には大抵荻原選手がアシスト者となっていた。
リンセン選手の動き出しに合わせられる貴重な人材でもあったのかもしれない。
一方、守備は新潟・京都で経験を積むことで一定は成長の証を見せたものの、まだ危なっかしい場面も多い。
昨シーズン終盤のAFCチャンピオンズリーグ・クラブワールドカップにおいては、PKに繋がってしまうファウルを連発。
試合数過多による勤続疲労の影響はあるとはいえ、ペナルティエリア内で手を使った反則行為は軽率と言わざるを得ない。
クロアチアのリーグレベルがどの程度かは不明だが、どの道そこからステップアップしていくためには、期限付き移籍先で活躍するしかない。
そのためには、特長である攻撃面を更に磨くとともに、守備面の安定化も欠かせない。
買取オプションを行使してもらえるよう、クロアチアで頑張れ。
プレー動画
データ出典元
- Football LAB https://www.football-lab.jp/
- Soccor D.B. https://soccer-db.net/