真打登場。
レッズサポーターが首を長くして待っていた、ソルバッケン選手の加入の報が遂にリリースされた。
もう1週間前だけど笑
基本情報
- 選手名:オラ ソルバッケン
- 生年月日:1998年9月7日
- 年齢:25歳
- 出身地:ノルウェー
- ポジション:MF
ノルウェー出身のWG。
現在はイタリア・セリエAのASローマに所属している。
プレースタイル・特徴および獲得の意図・求められる役割
- 即戦力の補強
これ以上でもこれ以下でもないと思う。
彼が所属しているASローマといえば、サッカートップリーグの五大リーグのうちのひとつ、セリエAに所属している。
かつて中田英寿氏が所属したことでも知られ、リーグ優勝3回、カップ戦優勝9回を誇る名門クラブ。
そんなチームに所属している選手がJリーグにやってくるとなれば、レベルの違いを期待せざるを得ない。
特にレッズはここ数シーズン、得点力に課題を抱えてきた。
昨シーズン、チーム屈指の守備力を誇りながら、優勝に手が届かなかったのは、攻撃力が不足していたから。
全てがそうとは言わないが、勝ちパターンは「守備陣が0に抑える→カンテ選手の1発かショルツ選手のPKで得点→守り切る」ということが大抵。
攻撃陣の得点力不足を守備陣が奮闘して救う、という展開は数多くあったが、逆はほとんどなかったと思う。
もちろん、攻撃陣の前線からの守備によって、守備陣が助けられていたという側面はあるかもしれないが、シーズン半ばくらいからは、週末に試合があるというワクワク感はあまりなかった。
前半は大抵無得点だし…笑
話をソルバッケン選手に戻そう。
長身のサイドアタッカーという触れ込みであり、利き足は左。
つまり、右サイドであればカットインからのシュートもしくはクロス、左サイドでは縦に仕掛けて、もしくはそう見せかけて相手を引かせておいてからクロスという選択肢が考えられる。
むろん、これまで彼のプレーを視聴したことはないので、動画で観た限りでの感想は以下のとおり。
- スピードはかなりのものがある。どちらのサイドでも縦にぶち抜ける。
- 足技も完備。またぎフェイント、細かいステップから緩急をつけ、相手の体勢を崩して抜き去る。
- クロスも正確。シーンに応じて性質の異なるクロスを供給し、味方に合わせる。
-
独力でカットインしてシュートというシーンはそこまでなし。
ドリブルをメインとしつつ、味方を使ってワンツーからシュートなり、裏抜けしてシュートというプレーが基本か。
- 189㎝の長身だがヘディングは未知。
こんなところ。
相手の守備陣はさぞかし恐怖だろう…。
ただ懸念とされるのが、今年6月末までの期限付き移籍だということ。
私はこれを、バランスブレイカーゆえの制約だと思うことにしている。
例えばゲームにおいても、強すぎる武器というのは制約や使用条件が科されることが多い。
例えば、FF7のクラウドの最強武器であるアルテマウェポンは、攻撃力こそ桁違いだが、マテリアが成長しなくなるというデメリットも併せ持つ。
これは、手に入れるとその強さゆえ、ゲームバランスが崩壊し、ゲームとして面白みがなくなりかねないため、一定の制限を設けることでそれを防いでいるということ。
ソルバッケン選手も、そんなバランスブレイカー的な存在なので、シーズンの約半分の契約という制限がかかった状態…と、思うことにした。
契約ごとなので、外部には知らされていないだけで、契約満了時に期限延長とか完全移籍への移行とか、諸条件が盛り込まれている可能性もあるかもしれない。
ただし彼はまだ25歳であり、前述のブランドを持つローマにまだ籍がある。
世界に目を向ける選手にあって、このままJリーグで引き続きプレーする選択肢は正直かなり低いだろう。
残念だけど。
だけど、彼が移籍してきたことによる浦和レッズの知名度の上昇、彼がいる内に勝点を稼いだことによるリーグ優勝への軌跡(という未来)、など、その制約に余りあるメリットがあると踏んでいる。
先日の新体制発表記者会見に彼の姿はまだなし。
グスタフソン選手、サンタナ選手と共に、別途お披露目の機会がある模様。
レッズサポーターの視聴者数がすごいことになりそうだ笑
プレー動画