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【退団情報】「自前での育成はどこへ」池髙暢希選手がカターレ富山・大城蛍選手がガイナーレ鳥取・井澤春輝選手が鹿児島ユナイテッドFCへ期限付き移籍

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若手3選手のレンタル移籍が決定。

 

池髙選手と大城選手は以前の記事でご紹介の通りですが、井澤選手に触れたことはなかった。

 

↓過去記事はコチラ↓

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井澤選手は橋岡選手・荻原選手と同学年の20歳で、過去に世代別代表経験もある実力者。

 

トップチームに昇格して即、徳島ヴォルティスに期限付き移籍。

 

2018・2019シーズンの2シーズンを徳島で過ごした。

 

しかし徳島在籍中の出場実績は2019シーズンの天皇杯2試合のみ。

 

有望な若手選手を下位のカテゴリーに送り込み、出場経験を積ませて回収する目論見だったと思われるが、それは実現せず。

 

2シーズン殆ど出場機会を得られなかったことから、場合によってはそのまま別チームへ放出の可能性もあったが、J2の更に1つ下のJ3にいる鹿児島ユナイテッドFCへの再レンタルという形になった。

 

このJ3で出場機会を得られなければ、恐らくもう浦和への復帰はないものと考えられるため、井澤選手にとっては正念場となりそう。

 

また、池髙選手と大城選手も、2019シーズンは浦和で出場機会ほぼなし。

 

池髙選手が天皇杯1試合に出場したのみで、それ以外の試合もベンチ入りすらなし。

 

選手にとって公式戦に出場することが何よりの成長であることから、この判断もやむをえないものではある。

 

彼らには所属チームを昇格に導くくらいの活躍を期待。

 

さて、出場機会を得るためにはレンタル移籍もやむをえないと述べたものの、レッズは果たして選手を自前で育てる気があるのかいつも疑問に思う。

 

もちろんプロである以上、チャンスは自らつかみ取るものであるし、試合は選手育成の場ではないという意見があることは百も承知である。

 

しかし、サポーターにはそれぞれ楽しみ方がある。

 

トンデモ外国籍選手がガンガン活躍するのを観たい人もいれば、レジェンドと言われるベテラン選手が活躍するのを観たい人もいる。

 

私は生え抜きの若手選手が活躍するのを観たい。

  

ここからはあくまでイメージで語るが、レッズは他チームと比較して若手選手の起用に慎重すぎる。

 

他のチームでは高卒・大卒・ユース昇格で加入した選手をもっと積極的に起用している。

 

例えば川崎フロンターレは大島僚太選手・長谷川竜也選手・谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手・守田英正選手・板倉滉選手(現フローニンゲン)。

 

鹿島アントラーズは昌子源選手(現トゥールーズ)・植田直通選手(現セルクル・ブルージュ)・上田綺世選手。

 

ガンバ大阪は中村敬斗選手(現トゥエンテ)・堂安律選手(PSVアイントホーフェン)・食野亮太郎選手(現ハーツ)。

 

川崎や鹿島はここ数年タイトルを獲得している強豪だし、ガンバも最近は調子が悪いけど、昔からタイトルを争ってきたイメージがある。

 

そんなチームが新卒選手をしっかりと起用してチームの主力としていたり、海外のクラブへ送り出しているにも関わらず、レッズはどうか。

 

ここ最近では関根貴大選手・橋岡大樹選手くらいしか思い浮かばない。

 

川崎はリーグ2連覇を達成し、新卒選手をチームの中心にするなど世代交代に成功している。

 

鹿島やガンバは若い選手を海外クラブに移籍させることに成功している。

 

上記のチームは、それにより「若い選手が入団先に選びやすいクラブ」だと思う。

 

そもそも起用される気がしないクラブに入団するわけがないからね。

 

そして何より最近は海外志向の選手が多い。

 

最近、海外移籍した選手が在籍していたクラブは、自分もそうなりたいと思うだろうし、その土壌が整っていると考えてもおかしくはない。

 

浦和にはそのどちらも当てはまらないため、新卒選手が選びにくいチームになっていると考える。

 

そうなってしまうと、生え抜きの若手選手の活躍が観たいというサポーターからしてみると、「他のチームは上手く育ててやっているのに、浦和はその気がないんだなあ…」とガッカリしてしまうことになる。

 

イメージやら妄想もかなり含んでいるけど、個人的にはこういうネガティブな感情が沸き上がってしまうなぁ。

 

ポジティブに振り返るブログのはずなのにいけない。

 

2020シーズンは伊藤選手や武田選手に特に頑張ってもらいたいところ。

 

大槻監督も、積極的に彼らを起用する度量を見せていただきたい!