今度は期限付き移籍選手の復帰。
水戸ホーリーホックから復帰の武田選手。
基本情報
- 選手名:武田 英寿(タケダ ヒデトシ)
- 生年月日:2001年9月15日
- 年齢:22歳
- 出身地:宮城県
- ポジション:MF
経歴・出場成績
2023シーズン1試合あたり平均出場時間:約78分
通算1試合当たり平均出場時間:約59分
シーズン平均先発出場試合数:約17試合
シーズン平均先発出場試合数(期限付き移籍期間中):約25試合
※いずれもリーグ戦のみ
経歴・加入時・期限付き移籍時の考察については過去記事参照。
↓過去記事はコチラ↓
レッズ加入後の約1シーズン半は出場機会に恵まれなかったが、期限付き移籍後はそれが増加。
直近では平均出場時間78分と、レギュラーポジションを奪取。
水戸(と琉球と大宮)で得た自信と経験を糧に、レッズでのポジション争いに挑む。
プレースタイル・特徴
水戸では当初2列目を担っていたものの、途中からポジションを一つ下げて3列目になったということらしく。
選手比較は彼同様にパスに特長がある岩尾選手に。
J1とJ2でカテゴリーが異なるため、一概に比較はできないということは前提として。
まずアシストの9という数字は目を引くところ。
直接ゴールを陥れられるわけではないかもしれないが、そのひとつ前のパス精度が非常に高いということがわかる。
ポジションを下げたことで、あまり相手のプレスに晒されずに余裕をもってパスを出せるにようになったことから、アシスト数が増えたのかな?
まぁ、レッズではその先のシュートが決まらないという現象があったわけなので、フットボール本部が獲得を目指す、「得点王争いのできるストライカー」は引き続き必要になってくるんだけど。
攻撃面では岩尾選手に引けを取らないが、一方で守備面は若干劣る模様。
新監督が守備面をどこまで求めるかによるが、一般的には最近のサッカーにおいては中盤・前線の選手であろうが、守備を求められる。
そこで一定以上の強度が保てないようであれば厳しいかもしれない。
獲得の意図・求められる役割
- 長期的戦力確保
- 期限付き移籍選手の成長度見極め
この約2シーズン半の武者修行は、武田選手の出場機会を確保し、彼の成長に繋げることが狙いであった。
であれば言うまでもなく、彼を復帰させたのは、この経験を基に彼がどの程度成長をしたかを手元に戻して見極めることが狙いであると言える。
武田選手は来シーズンまだ23歳と若いため、彼がチームのレギュラー格に成長するということであれば、チームの若返りもすすむことになり、長期的戦力確保にもなり得る。
海外移籍の懸念はあるけどね…笑
ただ、高卒入団とは言え、来シーズンプロ5年目というのは、サッカー界では既に若手とは言い難い年齢に差し掛かってきている。
彼も不退転の覚悟で来シーズンに臨むはずだ。
来シーズンのレッズで4-3-3のフォーメーションを採用するとして、彼のポジションは中盤の3のどこか。
3がどういう並びになるのかはわからないが、逆三角形となった場合、中盤の底の1枠はスウェーデン代表のグスタフソン選手(後日考察記事をアップ予定)や岩尾選手・安居選手が争うと仮定すると。
武田選手はその前の2枠を小泉選手や伊藤選手らと争うことになるか。
プレー動画
データ出典元
- Football LAB https://www.football-lab.jp/
- Soccor D.B. https://soccer-db.net/