新型コロナウイルスの影響により、再開後の試合感覚が短くなっている。
7/4㈯に横浜FM戦があったところだけど、中3日でアウェー仙台戦。
これからも連戦が続くので、選手起用等のチームマネジメントが注目される。
■雑感
【ハイライト】 浦和レッズ vs ベガルタ仙台【“キラー”興梠のメモリアル弾が決勝点!! 】J1リーグ7月8日
結果は、仙台戦は無類の強さを誇る興梠選手の決勝ゴールで2-1勝利。
前半は仙台に決定機を何度か作られていたものの、相手のシュート精度にも助けられて無失点でしのいだ。
前節の横浜FM戦の試合レビューでも書いたことだけど、裏に一発で抜け出されてしまうシーンを何度も作られるのは非常によろしくない。
前線からのプレスという戦術をとっているとはいえ、ディフェンスラインのリスクマネジメントができていれば、あんなにも縦ポンで抜け出されてしまうことはないはず。
まさかそこをやむなしと捨てているということはないと思うけど、降格がないとはいえ、このままだとその内守備が破綻してしまうのではないかという危惧が。
次戦以降、改善していってほしいところ。
試合は前半終了間際、山中選手が左サイドから上げたクロスに中央で待ち構えたレオナルド選手が胸トラップから左足シュートで先制。
胸トラップした時点で相手選手の寄せを受けていたため、シュートは撃てないか、と思ったけど、身体の強さとシュートの上手さが光った。
クロスをトラップしてから撃つのは時として、相手がプレスをかける時間を作ってしまうこともあるが、レオナルド選手はそれをものともしなかった。
J2J3での得点王は伊達じゃない。
でも審判に色々言うのはカード貰いそうだから控えましょう笑
後半開始早々、右サイドからのクロスを中央で合わせられて失点。
同点となってしまったが、試合を決めたのは仙台殺しに定評のある興梠選手。
杉本選手と交代でピッチに出ると、左サイド関根選手⇒中央レオナルド選手⇒興梠選手と細かくつなぎ、相手の力を利用してターンすると、ゴールに流し込んだ。
祝・浦和レッズでの100ゴール。
興梠選手のターンもうまかったけど、その前の関根選手が相手を引き付けてからレオナルド選手に出したパスも見事。
前節は今一つな働きだったけど、今節は挽回したね。
試合終盤も上手く時間を使いつつクロージング。
3試合を終わって2勝1分。
勝ちが先行するのは気分がいいものですなー。
◼️データ考察
[スタメン]
続きはFootball LABデータ更新後にまた。
【2020年7月12日更新】
まずはメンバーから。
連戦だから結構メンバー入替もあるかと踏んでいたら、それは4名にとどまり、前節酷使されていた橋岡選手と柴戸選手は元気にスタメン笑
右SHはファブリシオ選手。
ぶっちゃけあんまり機能してなかったね…笑
彼はやっぱFWかな。
左SHが汰木選手で固定されそうだけど、右SHは多分まだ序列が明確じゃないから、誰にでもチャンスはありそう。
個人的には長澤選手が無難と思ってるけど。
あとは突破力で関根選手。
[チャンスビルディングポイント:チーム・スタッツ]
前半は概ねペースを握られていたと思ったけど、以外にも試合を通してみると、浦和の方が攻撃に関する指標は高い。
クロスは失点シーンもあるからしょうがないけど。
今シーズンは失点が全て右サイドのクロスからということもあるので、守備面では裏のケアとクロスへの対応が課題。
[チャンスビルディングポイント:個人]
攻撃トップは汰木選手。
クロスとドリブルポイントが高かった。
クロスは開始早々、杉本選手に合わせた良いクロスがあった。
ドリブルは、あまり縦に仕掛けたシーンはなかったかもしれないけど、シュートは撃っていないけど、カットインしているシーンが結構あった気がするから、そのポイントかと思われる。
守備トップは橋岡選手。
ボールを奪取していなくても、相手の攻撃を防いだ行動はポイントが加算される指標なので、より多くの攻撃を「跳ね返した」という表現が当てはまるかな。
彼はこのまま試合経験を積んでどんどん成長してほしいけど、その内海外のチームに移籍してしまうんだろうか、と今から考えてしまうね。
■最後に
試合感覚が短いので、この記事を更新後、数時間後には鹿島戦が。
今は調子が悪いけど、きっとシーズン終盤には上位にいるんだろうから、調子が悪い今こそ、叩いておきたい相手だね。
今日もDAZNで観戦するぞー。